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五十嵐家 ページ1

No Side

男(無線)〈こちらV2エリアBB6、上空の裂け目に僅かな熱源反応を検知。周辺の警備の強化を進める〉

女(無線)「了解。R2エリア、C7エリアも警備を強化。ただいまの時刻をもってG8、K2エリアも特別警戒区域に指定。上空を周回中の調査機は引き続き裂け目の動きに注視せよ」

東京都内の上空にて巨大な裂け目が発生する

ブルーバードの隊員たちが慌ただしくなる中、裂け目は怪しく光を放ち続ける

さらにとあるビルの屋上に謎の怪物が2体出現する

??「フッ…」

??「……」

1体はバッチのような物を手に持ち、もう1体は虫型の分身を解き放ち、レーダーを確認した後、不気味に微笑む

??「フフフ…」



























医者「12345678…」

ガラガラ…

病院に急いで運ばれてる者が1人…目は固く閉じられその人物を囲むように医者が治療を行い2人の男性、2人の女性がその人物の名を呼ぶ

??「目を開けろ!おい!」

??「目、覚まして!」

??「しっかりして!」

??「しっかりして!」

??「ねえ!目、覚まして!」

??「おい、しっかりしろ!おい!」

彼らが必死にその人物に呼びかける中、先程の通路の奥に1人の男性が佇む

そして、景色は変わっていき男の目の前には燃え盛る地面と山々が連なる



















《富士見亭》

??「う〜ん!また家族で温泉に来られる日が来るなんて幸せだ!」

そう呟くのは五十嵐家の大黒柱の【五十嵐元太】

??「いつも旅行ではトラブルが続いていたからリベンジだね」

元太の言葉に賛同したのは五十嵐家次男【五十嵐大二】

大二「あ〜、気持ちいい〜!」

元太「まったくだ」

??《俺は、五十嵐一輝。好きな物はお風呂とサッカー、家族で“しあわせ湯”という銭湯を経営している。色々あって仮面ライダーになり、色々あって仮面ライダーを引退した》

元太「やっぱり平和が一番だ!」

一輝《これが俺の父ちゃんと弟の大二》

**

??「皆さん、お久しぶりです。ユッキーのハッピーチャンネルです!」

一輝《そんでもって、こちらは母ちゃんと妹のさくら!美人でしょ?》

さくら「温泉旅行〜!」

元太達「「「イェーイ!」」」

幸実「楽しみだね〜」

部屋は飾り付けられその中央には【㊗️結婚記念日】と書かれていた

幸実「でも、お祝いの前に我が家の新しいヒーローを紹介したいと思います!」

一輝「皆さん、はじめまして〜五十嵐幸四郎で〜す!」

元太「ほらほら、ご挨拶」

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作者名:ヴァルキュリア | 作成日時:2024年3月7日 21時

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