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「こ、こんのすけ!?いつからそこに……」



こんのすけに気付いた綾斗さんは、寄ってきたこんのすけを抱き上げた。




「す、すいません、主さま……先程政府から桐峰さん宛に連絡が入りまして」



「連絡?政府から私に?」



まさか自分宛に政府から連絡が来るとは思わなかったらしく、桐峰さんは驚いた表情を見せた。


こんのすけは桐峰さんの存在を確認したあと、再度口を開いた。


「はい。今、政府に桐峰さんにお客様が着ているらしく、用件を済ませたらなるべく早く戻って来るように、のことです」



聞いたことのないこんのすけの業務口調に、私は驚いた。


いつもは甘えたような声を出すのに。



「お客様、ですか……心当たりありませんが」




「ええと、女性のようです。化粧の濃い、栗色の髪をした……心当たりないですか?」



こんのすけに聞かれて、桐峰さんは「うーん」と考えた。



女性って、しかも化粧の濃いってつまり桐峰さんの恋人的なあれなのでは……


桐峰さん、普通に格好いいし彼女の一人二人はいても可笑しくないよね。


凄い。桐峰さん大人だ。あ、桐峰さんは大人だった。



「ああ、あの人ですね。断っといてください。あんなクソ女とは会いたくもない」




あれ。桐峰さん、毒吐いちゃってますが。



「いいんですか?」



「ええ。それより、話の続きを。私にとってこちらの方が大事です」




と、完全スルーを決め込んだらしい桐峰さんは私と向き合うように座り治した。



こんのすけは「了解しました」と言って何処かへ駆けて言った。



隣にいた綾斗さんはこんのすけがいなくなって寂しくなったのか、渋い顔をしていた。



なんて顔してるんだ、この人。

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ナツのツナ(プロフ) - ニャンコタルトさん» コメントありがとうございます!色々頑張りました!従姉妹凄かったです。逃げても隠れても追いかけてくる……恐ろしい年末でした。 (2018年1月1日 22時) (レス) id: ab0d102e88 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコタルト(プロフ) - 楽しみに待ってますよ~(≧∇≦)い、いろいろ頑張ってね...(^.^; (2017年12月30日 10時) (レス) id: 410be00c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツのツナ | 作成日時:2017年12月9日 12時

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