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「まこッッッッッッとに申し訳ございませんでしたああああああ!!」



次の日の朝、起きたら綾斗さんが土下座していた。何事かと思ったら昨日の被害者さんたちが若干顔を引きつらせながら綾斗さんの土下座を見ていた。




で、察した。




綾斗さん、彼らに土下座しているのか。





「いや、大将……顔を上げてくれ」




最初の被害者の後藤くんが綾斗さんの肩を叩いた。が、綾斗さんは「本当に申し訳ございませんでした!」と未だに叫んでいた。





これには私も引いた。
これほどまで凄まじい土下座なんて見たことない。






「大将ぉ……」



顔を上げないというかその姿勢を崩さない綾斗さんに対し、後藤くんは悲痛の声をあげた。





後藤くんの後ろでは小夜くんに不動くん、秋田くんに五虎退くんと彼らの保護者的存在が真顔でただじっとしていた。




宗左さんなんかもう目も当てられないという意味でか、綾斗さん(の土下座)から目を反らしていた。




ちなみに後藤くんと目が合った。彼の目は助けを求めているような目だった。



「あ、主。そろそろ朝餉だけど……まだやってるのかい?」





と、そこで今日の朝餉当番の歌仙さんが顔を出した。



“まだ”ってことは早い時間からこの状態なのか。端からみればこの人朝から土下座して何やらかしたんだとか思われるだろうな。






「ほら、短刀たちも困っているだろう。秋田を見てごらん!お腹空かせているじゃないか!」





歌仙さんの怒声が響いても綾斗さんは顔を上げることすらない。そんな綾斗さんを歌仙さんはすっぱたいて担ぎ上げて、歩いて行った。






その間、私の後ろにいた鶴丸さんはゲラゲラと笑っていた。

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ナツのツナ(プロフ) - ニャンコタルトさん» コメントありがとうございます!色々頑張りました!従姉妹凄かったです。逃げても隠れても追いかけてくる……恐ろしい年末でした。 (2018年1月1日 22時) (レス) id: ab0d102e88 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコタルト(プロフ) - 楽しみに待ってますよ~(≧∇≦)い、いろいろ頑張ってね...(^.^; (2017年12月30日 10時) (レス) id: 410be00c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナツのツナ | 作成日時:2017年12月9日 12時

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