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「と、いうわけで。俺たちは移動しましょー!」
「「はーい!」」
鯰尾くんの楽しそうな掛け声に、短刀、脇差(青江さん意外)と一部の打刀が立ち上がった。短刀の所には蛍丸くんも混じっていた。
「え?……え?」
まあもちろん私は状況を理解していないわけで。ぞろぞろと部屋から出て行く彼らを見ていると、鯰尾くんと骨喰くんが私の腕を引いた。
「さあさ!Aさんも早く行きましょう!」
そのまま引っ張られて、立ち上がる。
すると骨喰くんが私の食器を持って何処かへ行ってしまった。
「行くって、何処に……」
骨喰くんが去っていった方を見ながら鯰尾くんを見て、聞く。
彼はいい笑顔で言った。
「俺たちの部屋、粟田口部屋です!」
「あ、粟田口部屋?」
何故?というか移動する意味すら分からない。振り替えると次郎さんたちが綾斗さんを囲みながら楽しそうに話している。
「さあ!行きましょう!皆でトランプ大会だー!」
「え、あ、鯰尾くん……うえ!?」
鯰尾くんが急に走りだすので危うく座蒲団に足を引っ掻けて転びそうになった。
危ない、危ない。
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ナツのツナ(プロフ) - ニャンコタルトさん» コメントありがとうございます!色々頑張りました!従姉妹凄かったです。逃げても隠れても追いかけてくる……恐ろしい年末でした。 (2018年1月1日 22時) (レス) id: ab0d102e88 (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコタルト(プロフ) - 楽しみに待ってますよ~(≧∇≦)い、いろいろ頑張ってね...(^.^; (2017年12月30日 10時) (レス) id: 410be00c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツのツナ | 作成日時:2017年12月9日 12時