タイムスリップ少女 [弐]【刀剣乱舞】

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その日の夜。



正確に私がここに居座ることが決まり、私の歓迎会でどんちゃん騒ぎをしていた。




特に次郎さん。お酒をぐびぐびと飲み、日本号さんたちと飲み比べをしている。





私はもちろんオレンジジュース。炭酸すら飲めない私にはこれが丁度いい。オレンジジュース、だあいすき。




「ッはあ〜……最高だねぇ。ほら、アンタも飲みな！」





「は！？うわ、次郎飲み過ぎじゃねえか！？」





「ああ？俺らはまだまだいけるぜえ？」





「ちょ、酒くせえ！寄るな！止めろ！」





お酒の瓶を持った次郎さん、日本号さんが綾斗さんに絡む。綾斗さんはそれから逃げようとするが、綾斗さんの背後に陸奥守さんが忍び寄り……





「ああああああぁ主いぃい！！」





「ギャアアアアアア！！！！」





陸奥守さんが綾斗さんを羽交い締めにした。
まさか彼もグルだったのだ。





「はあ！？陸奥守！？ちょ、おまっ、離せ！」




「無理ぜよ？」




「さあ！主、飲みなぁ！」





「お前らッ！落ち着――ふぐっ」



綾斗さんと口に次郎さんが酒瓶を突っ込む。
日本号さんは、そんな綾斗さんを見てゲラゲラ笑っている。





「おっ、大将、酒飲んじまったか」




「ありゃりゃーあるじさんお酒弱いのに」




「まあ、あのさんにんにねらわれたらおしまいですよ」





と、薬研くん、乱くん、今剣くんが隣で話している。


あの三人ってあの三人だよね。
御愁傷様です、綾斗さん。

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