[ツイステ] 俺の幼馴染 [ケイト・ダイヤモンド]

幼馴染30日 ページ31

監督生が入れてくれたホットミルクを飲みながら4人と一匹でテーブルを囲む。
結局監督生に世話になってしまった...



「フロイド先輩があんなに焦っててびっくりしました」


「だって...俺のせいでクマノミちゃんが〜ッ」


『いやフロイドのせいじゃないってば』


「これはこれは、何か責任を取らなくてはですねぇ」


『ちょっと余計なことを言うんじゃないよ』


「責任...結婚？？俺、クマノミちゃんの番に」


『ほら！変なこといだした』


「ダメです！そんなの許しません！」


「なんで小エビちゃん食い気味なわけぇ？」


「ふふふ」


『ジェイド絶対面白がってるよね』




「はい」と素直に頷いたジェイドに呆れホットミルクに口をつける

全く悪びれていない辺りがさすがジェイドというべきか。目の前ではどんどん話がややこしくなっている




「だぁから！人間の責任の取り方って結婚するんでしょ！」


「違います！いつの時代の話してるんですか！ていうかヒメかさんと結婚なんて私が許しません！だったら私がします！」


「はぁ？雌同士じゃん！」


「ふふん、今の時代同性結婚なんて珍しくないですから！ね！」




『ね、て言われても...どっちとも結婚なんてしないし』


「じゃあ僕なんてどうでしょ？」


『なんで君は話をややこしくしたがる？？』




これ以上話を面倒にするな、という気持ちを込めてジェイドにデコピンをする
するとなぜか満足げなジェイドに「ずりぃ！」と騒ぎ出した残りの2人。放置。





「そーいえばさぁハナダイくんてクマノミちゃんの幼馴染でしょ？てことは最初っから雌だって知ってたわけ？」


『ハナ...？ケイトのことか。うん、まぁ』


「ふーん...」


『何。なんか拗ねてんの？』


「ふふ。ただヤキモチ妬いてるだけなんで気にしなくても大丈夫ですよ」


『そうか。あ、そういやさ思ったんだけど2人とも私が女だってわかったのにあんまりびっくりしないんだね』


「だって違和感ねーもん」


「えぇ、ですが僕らも最初はビックリしましたよ。ただ妙に女性であるということに納得してしまいまして」


『...ほぉ？』





一応男とはしっかり認識はされてたということだよね。

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