[ツイステ] 俺の幼馴染 [ケイト・ダイヤモンド] (ページ24)

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幼馴染23日目ページ24

医務室に1人取り残され２０分ほど経ったのだろうか。

いつの間にか眠りこけていたらしく、気がついた時には目が半開きの状態だった。
どうせしばらくは安静にしていろと言われたし本当に寝ちゃおうかな...、と寝返りをうった直後医務室の扉が勢いよく開く音がした。

誰だようるさいな...

誰かが怪我でもしたんかな？

先生ならいませんよー、と心の中で教えてあげながら布団に潜ればシャっとカーテンの開く音がした。
今医務室でカーテン閉待っているのはってここだけ...しかも足音が徐々に近づいてきている。

やばいバレる！と思ったがよく考えてみろ

流石に医務室で寝てるやつの布団剥ぐやつなんていないよな。

ははは、ちょっと神経質になってるみたい。もう寝よう。

そう安心しきって目を閉じた瞬間、私を包んでいた温もりが一気に取り払われた

『ギェッ！？』

「うわ、何その声」

まさかの一言もなしに布団を剥がれ、挙げ句の果てにはその犯人に笑われています。

こちとらめちゃくちゃビックリしたと言うのに...

目の前には私が被っていた布団を持った幼馴染であるケイト

「案外元気そうじゃん！」

『お、おかげさまで』

「ルーク君から聞いたよー飛行術で箒から落ちかけたんだって？マジやばいね！」

ウケるー！と言いながらも目が笑っていらっしゃらない

しかも急に静かになったと思えば、一言も話さなくなった。

『ね、ねぇ...』

「...」

『ケイト...？』

「...」

全然こっち向いてくれない。ずっと携帯見てる...

一生懸命話しかける自分が虚しく思えてくる。心折れそう

『...』

この歳になって幼馴染に泣かされそうなんですがどうしたらいいでしょうか。