[ツイステ] 俺の幼馴染 [ケイト・ダイヤモンド] (ページ3)

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幼馴染２日ページ3

「おい草食動物、鬱陶しいからルーク・ハント(そいつ)どうにかしろよ。せっかく中庭で寝てたのに見られてると気が散るんだよ」

『いや無理だって。それ本人に言っていただいてよろしい？』

「言ったって無駄だからお前に言ってんじゃねぇか」

『逆に聞くけど私がどうにかできるとでも思ってんの？』

「無理だろうな」と言った珍しく教室にいるレオナさんに若干殺意が湧いた

じゃあ、最初から言うんじゃねぇ、と。

教壇で授業をしている先生をよそに早速寝る体制に入っているレオナさんにため息を吐きつつ、チラリと数段上の斜め後ろの席に座っているルークに目を移す

偶然なのか、パチリと目が合い愛想良く手を振ってくるが、今は一応授業中なのでやめてほしい。知らぬフリをして前を向いた。

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「ヒメカ無視するなんて酷いじゃないか」

『てっきりレオナさんでも見てるのかと思って』

「私と目が合っただろう」

『そうだっけ』

授業も終わり、昼休みになったので雑談しながらルークと食堂へ向かう

ヴィルと食べるのかと思ったが今日は彼が先生に呼ばれているらしく、せっかくなので一緒に食べようとのこと。
まぁ特に予定はなかったしいいか、とのことでルークの誘いをOKした

「君と昼食を摂るのはなんだか久しぶりだね！」

『そーだね。ルークはヴィルとよく一緒に食べてるもんな』

「たまにはいいね。副寮長同士積もる話もあるだろう」

『別に昼食じゃなくてもクラスで大体一緒に話してるよね？』

「ふふ、やはり食事をとっているとその人の個性が分かって面白いんだ」

にこにこしながら魚のフライを食べている私を正面から見つめるルーク

とても食べにくい。

そしてこいつ今個性が分かるって言ったよな？人が食べてんの見てそんなこと思ってたのか、と改めて変態だと思った

...だがしかし、パスタを上品にフォークに巻き付け綺麗に食べているルークを見ると確かに言ってることは一理ある。さすがポムフィオーレ、食べ方にも気品がある

「ちなみにヒメカは右でばかり食べ物を噛んでしまう癖がるね」

『...ま？』