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ロメ「普通ならここに生きてるキミ達は
入ることが出来ないんだよ。
怪談体験ってのも
生きてる人間達がちょっぴり
恐い体験をしたいっていう妄想で
出来たようなもんだよ。
そんな簡単に地獄の門が開かれたら
ダンテ様も仕事にならないだろうし!
だからもしも生きてる人間が
迷いこんでしまった場合、
『僕ら側』は逃がそうとするよ。
そりゃ、可哀想だからね。
いきなり変な所に来て
ぽっくりいっちゃうのはさ!」
淡々と物語っているロメット
ロメ「まぁ、そんな感じで。
どうかな?理解できたかな?」
栞那「あ、う、うん…多分、大丈夫…」
ロメ「そっか!じゃあそろそろ
お友達を探してきたら?
きっと何処かに隠れているよ」
栞那「あっ…うん、
…色々教えてくれてありがとう」
ロメ「どういたしまして。
僕は君の味方だから!
また困ったらおいでよ!」
ニコリと笑うロメットに
ペコリとお辞儀をし、
栞那は友人達を探しに
また、あの地獄へと向かった
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作者名:R-n2 | 作成日時:2014年11月26日 19時