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それは蜘蛛らしき『何か』だった
しかし、蜘蛛とは言い切れず
脚が四本でそいつは立っていた
また、蜘蛛のように埃っぽい色ではなく
肌色のような色をしていた
そしてそれを蜘蛛と言い切れない理由が
胴体の一番前に大きな目が
ぶらりと垂れ下がっていた
そしてまたそれは口のような物で
先生…… なま物を食べていた
緑「いっ……
いやあぁああああぁあっ!」
衝撃的な場面に出くわして
緑は絶叫する
悠真や静也は呆気に取られており
栞那は吐きそうな自分を必死に押さえていた
___ギョロリ。
緑の絶叫を聞いたのか
蜘蛛らしき『何か』が
栞那たちの方に大きな目を向ける
___(気づかれた…!)
ゆっくりと栞那たちの方に
胴体を向けると同時に
悠真が叫んだ
悠真「にっ……!
逃げろおおぉおっ!!!!!」
それを合図に四人はバラバラに逃げ出し
『何か』は職員室を出て、
ターゲットを追いかけた
ターゲットは
栞那だ___
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作者名:R-n2 | 作成日時:2014年11月26日 19時