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ある日の放課後、
私たちは悠真に誘われて
怪談体験をすることになった
悠真「よーし！お前ら集まったな！
これから怪談体験をするぞ！」
緑「聞くけどすぐに終わるんでしょうね？
私これから塾があるんだからさ」
悠真「だーいじょぶ大丈夫！
ほんの数分だけだし！な！
静也！」
静也「へっ…！？あ、そ、うですね…」
緑「嘘くさ…栞那も断ればよかったのに」
栞那「あはは…
でも言うこと
聞いてくれなさそうだったから…」
緑「まぁ確かにね。こいつは馬鹿だし」
悠真「おいこら！そこ煩い！
とにかくだ！とにかく！
昼休みに言ったことをもう一度言うぜ！」
怪談体験
それは地獄の門を
くぐってから始まるらしく
それをくぐるには地獄の門番のダンテに
許可をもらわないといけない。
まず、門にたどり着くにはいたって簡単で
その門は学校の教室のドアを
ある時間帯に開くと入れるという。
開く前にドアの鍵を閉め、
４時４分４４秒といった
よくありがちの時間帯に
「地獄の門番ダンテ様。
地獄の門をお開きください」
と言い終わってから教室のドアを開ける。
その時に鍵をかけたはずなのに
ドアが開いたらそこから怪談体験
が始まるという…らしい
緑「本当アホくさいよね
誰が考えたイタズラなのよ」
悠真「イタズラじゃねーし！
ちゃんとした儀式だし！」
栞那「まぁまぁ…;;」
口喧嘩をし始める二人をなだめる
そんな中、今まで黙っていた静也が
口を開いた
静也「あ、あの…悠真さん。
そろそろ時間です
今、４時４２分…です」
悠真「おっ！よっしゃー！
じゃあそこで見てろよな！
地獄の門が開く瞬間！」
緑「早く帰りたいから
ちゃっちゃと済ませてよ！」
悠真がドアの前に立つ
あとは時間が来るのを待つのみ…
next→
********
この儀式は
作者の完全なる思いつきです←
真似しちゃだめですよ←
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作者名：R-n2 | 作成日時：2014年11月26日 19時
