〈8〉過去 ページ8
北「‥‥‥‥」
藤「‥‥‥あのね」
暫くの沈黙の後、藤ヶ谷が口を開いた。
藤「嫌な思いさせたらごめんね‥実はね‥」
『ずっと北山君の事が好きだった』
と、藤ヶ谷は言った。
男を好きになるなんて、
頭がおかしくなったんじゃないかと悩んで悩んで、
告白してきた女の子と付き合ったけど、
やっぱり自分の気持ちを誤魔化せなかったと‥
藤ヶ谷が何を言っているのか理解出来なかった。
今‥なんて言った?
好き?
誰を?
北「‥‥‥‥‥好き?」
藤「うん」
北「…………俺?」
藤「うん」
北「え‥冗談だよな?」
藤「冗談なんかじゃないよ。北山君が好きなんだ」
北「それって‥友達的な‥」
藤「違うよ、恋愛感情」
北「‥‥‥」
言葉が出なかった。
嘘だろ?
まさか‥
そんなはず‥
ずっとずっと思い焦がれていた藤ヶ谷が、
俺の事を好きだなんて‥‥‥
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いろ果(プロフ) - もえさん» もえさん、初めまして♪コメントありがとうございます!ドキドキして読んで頂けた様でとても嬉しいです(o^^o)続きでは無いのですが、近々藤ヶ谷さんsideも書いていきたいなぁと思っていたので、その際もお付き合い頂ければ幸いです☆彡 (2017年1月23日 7時) (レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - はじめまして!こんばんは!完結おめでとうございます。すごくドキドキしながら読んでました!最後はお二人の気持ちが通じてよかったです(^-^)よかったらこのお話の続き書いて下さい!これからも頑張って下さい♪ (2017年1月21日 23時) (レス) id: 3266ef2099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いろ果 | 作成日時:2016年9月17日 21時