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4畳の寝室に6畳のリビング、
トイレと風呂場、
そして玄関近くに狭い台所。
同棲を始めた時に住んでいた部屋は、
狭いアパートだった。
それなのに、
寝具はどうしてもダブルベッドがいいと、
太輔はそこだけは絶対に譲らなかった。
藤「ダブル、絶対の絶対にダブル。」
北「なんでダブルなんだよ。4畳の寝室にダブルは狭いだろ。布団だ布団。」
藤「やだよ！1人で寝るなんて耐えられない。」
北「耐えろよー。ダブルなんて絶対狭くなるじゃんかよー。」
藤「無理無理。
外ではいちゃいちゃできない分、家ではずっと宏光に触れていたい。寝るときなんて尚更だよ！」
北「‥‥‥」
藤「毎日抱きあって寝て、抱きあって起きるの。
お互いの温もりを感じながら寝て、温もりの中で目を覚ますって凄く良くない？」
北「‥‥ダブルにしよう」
藤「ふふふっ」
北「枕は低反発な。」
藤「はいはい。笑」
北「マットは硬めな。」
藤「はいはい。笑」
お互いの稼ぎが安定し、
少し広いマンションに引っ越しをした今でも、
相変わらずこのベッド上で、
おやすみとおはようを言ってきた。
あの時に買ったダブルベッド……
ここで毎日のように愛し合った
ここは何も考えず、
ただ太輔に愛され太輔を愛した場所
もう既に、
太輔に会いたくて抱きしめたくて仕方が無いのに、俺は本当にお前を手放せるのだろうか‥
急に不安が襲う。
北「‥たい‥‥太輔っ‥」
自分で決めた選択なのに、
まだ太輔を求める自分の勝手さに
太輔の名前を呼んでしまう自分の弱さに
腹が立って情けなくて、、、
それでも、
太輔が恋しくて恋しくてしょうがなかった。
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いろ果(プロフ) - もえさん» もえさん、初めまして♪コメントありがとうございます！ドキドキして読んで頂けた様でとても嬉しいです(o^^o)続きでは無いのですが、近々藤ヶ谷さんsideも書いていきたいなぁと思っていたので、その際もお付き合い頂ければ幸いです☆彡 (2017年1月23日 7時) (
レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - はじめまして！こんばんは！完結おめでとうございます。すごくドキドキしながら読んでました！最後はお二人の気持ちが通じてよかったです(^-^)よかったらこのお話の続き書いて下さい！これからも頑張って下さい♪ (2017年1月21日 23時) (レス) id: 3266ef2099 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろ果
| 作成日時：2016年9月17日 21時
