2人のお家にて〈3〉K ページ12
夏の初め、ちょっと夜は肌寒いなーなんて薄手のパーカーを探してクローゼットをがざごそ漁っていると、見覚えのない紙袋が‥何だこれ？
ガサガサと中身を出してみる。
なんだ〜白いワイシャツかぁ‥って
‥‥え！！！？
北「‥おい！このワンピースは何なんだよ！」
ソファで寝転びながら雑誌を読んでる藤ヶ谷に向かって紙袋をぶん投げてやった。
バシっ
藤「痛っ！何すんだ‥あっ違うからね。
浮気じゃないからね。」
北「何も言ってねぇし。逆に怪しいわ！
ただこれだけは言っておく。着ねぇからな。」
藤「はぁ？誰も着ろなんて言ってないけど。」
北「‥あぁ？」
藤「これは俺が着るの。」
北「え‥どういう事‥？」
こいつそーいう趣味あったの？
え？マジで‥？
藤「あれー？
サイズ間違えたー。きつくて着れなーい。
はい。」
北「棒読みにも程がある‥って何だよ！
それ押し付けて来んな。」
藤「俺着たいけど着れないから。はい。」
北「？？」
なぜかさっきから俺に紙袋を押し付けてくる。え？どーいうこと？
藤「着て♡」
北「！！！！おまっ‥
ぜってぇ最初からそのつもりだったろ！
それ押し付けてくんな！」
藤「しょうがないじゃん。
俺着たいけど着れないんだもん。
だから‥はい♡」
北「いーーーやーーーだ。」
藤「なんで？」
北「だって‥女装とか、女の代わりにされてるみたいじゃん。ヤダ‥絶対ヤダ。」
藤「なに言ってんの？
北山が着てるってのが興奮するんじゃん。
超そそるんじゃん。」
北「(チラッ)‥本当に？」
藤「当たり前だろ？俺、北山以外に勃たないし。」
北「そっか。分かっ‥
はっ！今、流されそうになったわ！！
あっぶねー‥え？」
藤「はい♡」
それはそれは可愛い笑顔で首なんかかしげちゃって‥けっこう強めに紙袋を押し付けてくる。
北「‥‥一回だけな。」
分かったよ。俺の負けだよー！
ちくしょう‥可愛いなーもう。
藤「北山大好き〜♡ちゅっ」
はぁ‥
俺ってこいつに弱すぎるなぁ。涙
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いろ果(プロフ) - tsubakichanさん» あぁ！そうでしたー(>_<;)すみません＿○／|＿ 土下座。爆笑ですか？キュン＆クスッとして貰える物を書きたいと始めたので、そんな事を言って貰えて有難いです(人´ω`)☆ (2017年3月2日 14時) (
レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
tsubakichan(プロフ) - お返事、有難いです。実は私、初めましてではないですよ。たくさん読者様がいらっしゃるので、覚えて頂けてないかと思いますが、おとぎばなしの方でお邪魔しています。(^^) いろ果さんのお話は爆笑できるのが好きです。 (2017年3月2日 1時) (レス) id: 0e2a51ed77 (このIDを非表示/違反報告)
いろ果(プロフ) - もえさん» もえさん初めまして(o^^o)コメントありがとうございます♪凄く凄く嬉しいです。 過去はいつになるか分かりませんが書きたいなと思いますので、その時は是非是非お付き合い頂けると嬉しいです☆ (2017年3月1日 22時) (レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
いろ果(プロフ) - tsubakichanさん» 更新が遅くて申し訳ないのですが、これからもお付き合い頂けると嬉しいです(´∀｀*) (2017年3月1日 22時) (レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
いろ果(プロフ) - tsubakichanさん» tsubakichanさん初めまして(o^^o)コメントありがとうございます♪凄く凄く嬉しいです。藤ヶ谷くんに振られた健子ちゃん、早く阿呆だけど真っ直ぐないい男が近くにいる事に気付いて欲しいですね！なんと、宮田くんを腐男子にさせてしまいました（笑） (2017年3月1日 22時) (レス) id: 8fe91de33d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いろ果
| 作成日時：2016年7月15日 19時
