犬猿の仲 (ページ26)

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第25話ページ26

ASide

談話室に戻ると、ハーマイオニーとハリーとロンが駆け寄ってきた。

ハ「遅かったわね！大丈夫だった！？」

「大丈夫だよ？」

ﾛﾝ「何もされてない！？」

「何もって？」

ﾊﾘ「減点とかは！？」

「へ？」

皆そんなに何を慌てているんだろう。私が頭の上にクエスチョンマークを浮かべていると「あなた、魔法薬学の教室に忘れ物を取りに行ったじゃない。」と、ハーマイオニーが言った。
しまった...マルフォイとの会話が楽しくて、そんな事忘れちゃってたよ...。

「あ～。そう！大丈夫だったよ！先生も丁度居なかったし！」

ﾛﾝ「ほんとかい？よかった...」

あっぶな...さっきの事がバレるとこだった...皆スリザリンとグリフィンドールは犬猿の仲って言ってるからね。
と、そこにシューマスがやってきた。

ｼｭ「はぁ...」

ﾊﾘ「どうしたの？」

ｼｭ「ネビル...それとさっき俺等のせいで減点されちゃったじゃん。」

ﾛﾝ「気にすんなって。僕等も針を入れちゃダメってこと、言えばよかった。」

ｼｭ「いやいや！」

だんだんシューマスが健気に見えてきたよ...w

「シューマス元気出して？ネビルはどうなの？」

ｼｭ「ネビルなら医務室。」

そう言うと、「もう元気になったから！」と言って私の髪をグシャグシャっとした。

ﾛﾝ「ははwwAその髪型ww」

「ちょっ！笑うな！」

ハ「あれは乙女心が傷ついたわね。」

ﾊﾘ・ｼｭ「うん。」

ﾛﾝ「悪かったよ！殴らないでって！」

「え？どうした？ん？←」

ﾛﾝ「おい←」

ハ「...シューマス頑張ってね。」

ﾊﾘ「僕からもエールを送るよ。」

ｼｭ「え！？」

「ハーマイオニー隊長！馬鹿ロンを捕まえてまいりました！」

そう言ってロンをハーマイオニーの前に置く(

ハ「ふふw 良かろう！今日の晩御飯はロンのぶんも食べなさい！」

「イェーイ！」

ﾛﾝ「なんで！？」

私はロンに向ってドヤ顔をしたのだった☆←