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chapter6 ページ7

「騒がしいな」


所長室の扉が開き、露骨に顔を顰める所長が出てきた。


「この前のお礼を届けに来たんですよ、林所長」


「3ヶ月前のことを…」


黒尾さんはお礼と称しては手土産を持ち事務所にやってくるを繰り返しているので、所長の眉間には更に皺がよった。


「あっ園山、今日の夜食事でもどう?」


所長の不機嫌度が更に上がったからといい私に話をふるなと思ったが、これを口実に京治の誘いを断れるんじゃ…!


「それな…「黒尾さん、園山さんは見ての通り大量の仕事を抱えておりますのでお引き取りください」」


「えっ!!林所長!!」


先程の不機嫌な表情のまま所長は黒尾さんをオフィスの外までぐいぐいと押し追い払ってしまった。


「…所長どういうことですか」


戻ってきた所長に問いかけると、昼間の仕返しらしい。「これで当分彼氏はできないな」なんて仕返しとばかり笑顔で言われ、手元にあった紙が握りつぶされたのは許してほしい。

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れーと - こういうお話大好きです。最後まで頑張ってください。 (12月10日 16時) (レス) @page13 id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2023年8月24日 14時

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