2 ページ10
ナランチャは生きているとのことだけど、蠅が彼を探すようにして飛び続けているから確かな場所は分からない
下手に動くと三人のように攻撃され兼ねないってことだ
「敵の能力を見きわめないと迂闊に近付いたら私たちもやられるって事よね？」
「ええ！しかし隠れて襲う能力ということは逆にそれが短所！"謎"さえ分かればヤツを倒せるということです」
ジョルノ＿やはり彼はただの者じゃあなさそう
並々ならぬ観察眼と判断力、幼いながらに恐ろしい
もし彼が敵だったとしたら＿考えるだけで悪寒がする
「おまえのスタンドなら...アバッキオ！ああいうヤツは！倒せるかもな...」
「あッ＿そうよ！アバッキオ、アンタのスタンドなら...！」
確かにアバッキオのあのスタンドなら＿あれなら敵のスタンドの能力を暴けるかも
新入りに一泡吹かせられるんじゃあないの！と言うと彼はムッとして私を小突く
「いッ＿！」
頭を抑えて睨み返すと黙ってろ、と言わんばかりの不機嫌さ
この野郎＿ジョルノに対しての敵対心が半端ではない
「倒せる？貴方の能力で"謎"を解けるんですか？」
「さぁな...」
アバッキオはジョルノの問いかけにもそっけなくそう答える
今はそんなこと言ってる場合じゃないってのに
ブチャラティもつまらねーこと言ってないで、と声を荒らげた
「確かにアバッキオのスタンド能力は発動中自分の身を守れないという難点がある。だからそういうことを気にするのも分かるけど今は...！」
「A、テメーは黙ってろ。俺はこの信用出来ねーガキの言うことはきかねー」
「はァ？」
頑なに譲ろうとしないアバッキオは今にも船室への入り口を攻撃してしまいそう
だめだ＿そこを攻撃するとなんかヤバい予感がする...！
待って、と声をかけようとするとジョルノが私の手を握ってニッコリと笑った
ジョルノ＿貴方は一体何を考えて...
「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある！」
そう言うと彼は突然、入り口の方へ走り出した
「"謎"を解けるんですね？お願いしますよ...」
「ジョルノ！？いったいおまえ何を！」
突然、何もないところからスタンドが出現し、ジョルノの背中を貫いた
今＿私たちの前にスタンドが姿を現す
「ジョルノ・ジョバァーナ！こいつ...クレイジーな野郎だな...証明するためにか？どうかしてんじゃあねーのか！」
はッ、として振り返る
アバッキオの後ろには彼のスタンド＿ムーディー・ブルースが静かに佇んでいた
ソフト・マシーンの謎 その�□�←ソフト・マシーンの謎 その��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雷獄丸(プロフ) - うわああ！良いところで…！更新頑張って下さい！滅茶苦茶面白いです！ (2019年4月17日 11時) (
レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます！励みになります〜！ (2019年2月14日 18時) (レス) id: b929e6efef (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白いです！！続き頑張ってください！！ (2019年2月13日 15時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RIOT | 作成日時：2019年2月11日 20時
