ソフト・マシーンの謎 その�� ページ11
「き...きさま！こ、このスタンドは...！」
「"ゴールドE"で防御しろッ！ジョルノッ」
ブチャラティの叫びも虚しく、ジョルノはボックスの中にナランチャ同様引きずりこまれた
急いで駆け寄るも、そこには何もない
どういうこと＿？
ジョルノにスタンドで防御する間髪も与えないで隠しきってしまうなんて
ゴクリ、と唾を飲み込んでそっとボックスに手を伸ばす
すると後ろから肩を思い切り捕まれた
そのあまりの勢いによろけ、手の主であるアバッキオの体に埋もれる
「A、テメーもブチャラティも下がれ！...」
「...！でも」
「下がれ＿ジョルノ・ジョバァーナ...もしヤツが今ので死んじまってたらどうするつもりだったんだ？」
そうか、と一歩下がる
はッとすると、ずっとアバッキオの胸辺りにしがみついていたことを思い出して勢いよく離れた
「ギャァァァ！！」
「んだ、テメーさっきから失礼なヤツだな」
「アッ、アバッキオだってさっきから小突いたりしてこの暴力けいか＿」
「おい、仲間割れしてる場合じゃあねーぞッ見ろ！」
ブチャラティの叫んだ方を見る
さっきジョルノが言っていた気持ち悪い蠅がまだ飛んでいる
スタンド能力は本体が死ねば自動的に解除される
「ジョルノは生きてる！」
「あぁ、しかし蠅がこっちにどんどん近づいてくるぞッ！」
「早く何とかしろ、ブチャラティ！」
蠅が近づいてくると言うことは敵がどんどん私たちの方へ近づいているということ
早く何とかしないとジョルノのように引きずり込まれてしまう
「スティッキー・フィンガーズッ！」
蠅の飛んでいる辺りをブチャラティが攻撃した
彼の能力は攻撃したものにジッパーをつけることができ、攻撃、移動、防御＿様々な用途がある
そのまま下の船室を覗いてみるが、誰も居ない
「さっき引きずり込まれたジョルノも、ナランチャ達もいないッ！」
「やはり敵はただ隠れて攻撃して来てるんじゃあない！」
敵の能力を理解できていないうちに蠅は再び私たちの方へ回り込んでくる
ただでさえ虫は苦手だというのに＿！
早く謎を解かないと、三人ともやられてしまう
「オレのスタンドで謎を解くッ！だが、ここはヤバいぜッ！ブチャラティッ！Aッ！」
突然、アバッキオに体を抱きかかえられた
「えッ！？」
私たちはジッパーで下の船室にギリギリで逃げ込んだ
「A、行くぞ！」
「〜もうッ！」
私は恥ずかしさで赤くなった顔を抑えて走り出した
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雷獄丸(プロフ) - うわああ！良いところで…！更新頑張って下さい！滅茶苦茶面白いです！ (2019年4月17日 11時) (
レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます！励みになります〜！ (2019年2月14日 18時) (レス) id: b929e6efef (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白いです！！続き頑張ってください！！ (2019年2月13日 15時) (レス) id: d9386c92f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT | 作成日時：2019年2月11日 20時
