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少女は砂時計を手に持っていた。
大切に扱っているように見えた。
然し、彼女は語る。
「これは私にとってどうでも良いもの。捨てたっていい。」
『ならば、何故そこまで丁寧に扱うのですか。』
少女は問う。
帰ってきた言葉はなんとも、少女に似つかない言葉だった。
「いつしか、怒りが溜まりきった時、その時に壊し、復讐を誓うため。」
『……そうですか。』
「あら、これ以上に追求はしないの？」
''他の子は皆聞いてきたのに。''
その言葉を聞いた少女は強く拳を握る。
そしてニッコリと嗤った。
『横に並ぶのが個性だと思われているのであれば、私にはその個性は持ち合わせていないもので。』
「……大して興味が無いと云うのね、失礼な子。」
『結構です。』
喉奥でくつくつと笑う彼女が、憎らしかった。
まるで人を弄んでいるように見えたから。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿二面性とは、人を狂わすものとなる。
『それを教えようじゃあ、ないですか。』
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yuzuha0941(プロフ) - wwでは投稿頑張ってください！ (2022年9月25日 14時) (
レス) id: 8a32755aa1 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ(プロフ) - yuzuha0941さん» 御理解ありがとうございます…！！自由に想像しちゃってください！ (2022年9月25日 13時) (レス) id: 09ab49a9e2 (このIDを非表示/違反報告)
yuzuha0941(プロフ) - なるほど！それなら大丈夫です！私の好きなように想像させていただきます(笑) (2022年9月25日 13時) (レス) @page2 id: 8a32755aa1 (このIDを非表示/違反報告)
シュウ(プロフ) - yuzuha0941さん» 読みづらくてごめんなさい……！誰の視点かを想像して欲しいって言うただの僕の要望です申し訳ございません…。 (2022年9月24日 18時) (レス) id: 09ab49a9e2 (このIDを非表示/違反報告)
yuzuha0941(プロフ) - 誰の視点で書いてあるのかちょっと分かりにくいので~sideとか書いた方が分かりやすいかと… (2022年9月24日 18時) (レス) @page2 id: 8a32755aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒字。 | 作成日時：2022年9月22日 22時
