AU探してます ページ16
『あ、ナイトメアァア〜〜ッ‼』
「うるせぇ」
AUの狭間を歩いていたらナイトメアがいた。
割と楽しいんだよね、ここの散歩!沢山あるAUの景色が見れるから。
でも今日は、ただ散歩しに来ていた訳ではない。
『私さ、前に気になる人がいるって言ったでしょ?この前それが恋だって確信したんだけど…』
「じゃあな」
『オイこらまだ途中』←
「………清楚な主人公に生まれ変わるんじゃなかったのか」
『前の発言拾うのやめよ。しかもそれ私声に出してないやつだから』←
何か色々メタイぞ?…おぉ、怖い怖い((
『で、話戻すけど!
最近お花が届かないの〜〜‼なんでだと思う⁉』
「………忙しいんじゃないのか」
『だってもう1週間以上経ってるよ⁉』
「んなこと俺に言ってどうすんだよ…」
はあぁ…と深い溜め息をつかれた。
ナイトメアに言ってどうするのかって?
ふふふ…それは、
『このお花が咲いてるAU知らない?』
「はぁ?」
私は栞に加工したお花を見せる。私は散歩しながら、このお花が咲いているAUを探していたのだ。
ナイトメアは一度お花を見て停止したあと、バツが悪そうに私に視線だけ向けてきた。
「………見つけてどうすんだよ」
『会いたいの』
「お前は常に何か探し物してるよな…
そもそも、なんでこの花がUndertaleのものじゃねぇって分かるんだ?」
『えっへん、よくぞ聞いてくれました!
私の超可愛くて優秀な弟のキャラが言ってたのさ!』
「ばっか野郎……余計なことを……!あのクソガk((『何?』…なんでもねぇよ」
眉間を抑えて下を向くナイトメア。
何をそんなに悩んでいるのだろう?大丈夫?
『今回はそんな切羽詰まってる訳じゃないから、もし見つけたら教えてね〜』
「…ぁ?……おぉ…」
声ちっさッ‼何時もの怒鳴り声が嘘みたい((
ナイトメアに栞を一枚渡したあと、適当に手を降ってお別れをした。
ーー
ー
ナイトメアside
手の中にある栞を見つめる。
それは確かに俺が届けていた花で作られているものだった。
「…貰ってどうすりゃいいんだ」
Dreamtaleです、なんて言える訳がない。
花を届けなくなって1週間と少し経った。
これ以上アイツの気持ちをこちらに向けたら駄目だと、俺なりに判断したからだ。
クロスには反対されたがな…。
「(A…寂しがってんのか)」
………仕方ねぇな。
惹かれるもの キャラside→←何も望まない インクside
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アンテ民 - すっげええええ、、、、、(´;ω;`)けどさいごカナシと言うか感動、、、!!!、、、、、 (5月1日 7時) (レス) @page47 id: 27c5077d73 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ雲(プロフ) - 晴菜さん» こんにちは、コメントありがとうございます!楽しんで頂けたようで嬉しいです…!そう言って頂けて、私も幸せでございます^^ (2022年3月29日 21時) (レス) id: 4c88579f44 (このIDを非表示/違反報告)
晴菜 - とても感動して最後らへんは涙が止まりませんでした!私も読んでいて幸せな気持ちになりました!ありがとうごさいます!! (2022年3月29日 14時) (レス) @page47 id: 1dd0e30cdc (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ雲(プロフ) - (★Д★)さん» コメントありがとうございます!楽しんで読んで頂けていたら幸いです…!悲劇と希望、両方を味わって頂けたらと思います^^ (2022年1月10日 21時) (レス) id: 4c88579f44 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ雲(プロフ) - ガメアさん» コメントありがとうございます!なんとか困難を乗り越えることができました…!最後まで二人を見守って下さりありがとうございます…! (2022年1月10日 21時) (レス) id: 4c88579f44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヨモギ雲 | 作成日時:2019年12月16日 16時