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塵の世界 ページ7

サクッ……

サクッ…



『う〜ん…やっぱりこの世界はいつ来ても塵だらけだなぁ…;;』


私は今”Dusttale“の世界にいる。

このAUは確かキャラを止めるためにサンズも虐殺をしている的なところだった気がするな…

もしかしたらこの世界のキャラが私の弟って可能性も……


『それは…、悪いけどちょっと嫌かなぁ……;;』

?「何が嫌なんだ、A」

『うわッ⁉び、びっくりしたな…後ろから声かけないでよ、マーダー…』


歩き疲れてベンチに座って休んでいると、急にマーダーがやってきた。

何故か私がこの世界に来ると、必ずやって来る


マ「heh…悪いな」


マーダーはLOVEを高めるために自分の弟まで殺してしまった。それだけ追い詰められていたんだろうけど…

もし私だったら、きっとそんなことできないな…


マ「…また弟探しか……?」

『うん。ごめんね、マーダーにとってはこの話するの辛いよね…』


時間軸は違っても、キャラはキャラだからね…

マーダーにとってキャラは憎しみの対象以外の何者でもないわけだし。


マ「……別に…」


そう言って彼も私の隣に腰掛けた。


『…気を悪くしたらごめんなんだけど、一ついい?』

マ「なんだ?」


彼の赤と青の混ざった独特な目が私を捉えた。
目の下には不眠症である彼のくまがあった。


『どうして私のことは殺さないの…?』


だって私はニンゲンだし、殺せばLOVEを手に入れることだってできるだろう。


マ「…お前は、特別だ……」

『特別……?』

マ「…あぁ……」ギュッ…


彼の塵っぽい手が私の手に触れた。そのまま指を絡ませてくる。


マ「…最近、何で来てくれなかったんだ…」

『あぁ、この頃他のAUに行ってる事が多くてさ…』

マ「…俺のこと嫌いになったのかと思ったぞ…」


私の手を握る力が強くなった。


『大丈夫だよ、そんなことない』ニコ

マ「…」


不器用な彼のことだから、きっと心配してくれてた…のかな?


『フフッ、今日はもう少しだけここにいてあげるよ』

マ「いいのか…?」

『うん、特別!』



もちろん弟のことも救いたいけど…

マーダー達ジェノサイドルートになってしまったみんなのことも、私に出来ることなら力になってあげたいからね。

この世界のキャラのことも…




*みんなが平和に暮らせる世界にしたい。

あなたは決意で満たされた。

少女と殺人鬼の話→←頼ってほしい インクside



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ヨモギ雲(プロフ) - ありがとう!やっぱりまめちゃんは優しいな♪((← 時間が出来たらまめちゃんの小説を読みに行きたい…!!( ´∀`) (2019年2月26日 11時) (レス) id: 88414ccd28 (このIDを非表示/違反報告)
まめ太(プロフ) - ヨモギ雲さん» 大丈夫だよぉぉぉぉぉ!!!!!テストがんばってね!!!わしも小説更新がぁぁ…((← (2019年2月26日 7時) (レス) id: 22a6f56211 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ雲(プロフ) - まめ太さん» そんなことあるぜよ!(笑) あぁぁぁあまめちゃん返信遅れてごめんよぉぉぉおー!!((← テストもう少しで終わるからぁぁあ!(( (2019年2月25日 23時) (レス) id: 88414ccd28 (このIDを非表示/違反報告)
まめ太(プロフ) - ヨモギ雲さん» そんなことないぜよ!( ー`дー´)キリッ (2019年2月11日 13時) (レス) id: 22a6f56211 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ雲(プロフ) - まめ太さん» いやいやそんな…!私なんてまだまださ…!;;(( (2019年2月10日 23時) (レス) id: 88414ccd28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヨモギ雲 | 作成日時:2018年12月6日 23時

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