心待ちにしてたんだからな ページ20
三年ぶりに会った立花は、可愛らしさもあるものの、綺麗に、大人っぽくなっていた。
「上杉君が一番だよ」
そう言って立花は笑った。
美門も反応した所を見ると、俺たちと再開してから初めて笑ったって事だろう。
そんな些細な事も嬉しい、と思う俺は重症なのかもしれない。
「上杉君?」
「…なんだ?」
カフェの個室で特に話題を定めず、好きな様に話していたら、俺に声をかけてきた。
「ううん。暇そうだなぁ…って」
そう言って、また笑った。
この笑顔を見るのも三年ぶり。
会話をするのも三年ぶり。
この日を、俺は、俺たちは、どれだけ心待ちにしていた事か。
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ひな(プロフ) - いえいえ!そんなことないです! (2019年2月3日 23時) (レス) id: 8d9dd58c3a (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ひなさん» 嬉しいです!!最近更新遅くなってすみません! (2019年2月2日 22時) (レス) id: d4fd532dac (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ありがとうございます!やっぱリ面白い! (2019年2月2日 21時) (レス) id: 8d9dd58c3a (このIDを非表示/違反報告)
なほ(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新しますね (2019年1月25日 21時) (レス) id: d4fd532dac (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 更新楽しみです! (2019年1月24日 8時) (レス) id: 8d9dd58c3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なほ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuroki
作成日時:2018年12月23日 22時