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女の子「 ままぁ、、 」








不安そうに泣く女の子を見て、目を合わせた俺たち。


走って駆け寄るAさん。








『 大丈夫、?お母さんとはぐれた? 』

女の子「 ままいなくなったのぉ、 」






そっか、と小さな女の子の頭を撫でながら、優しい顔をするAさん。







「 一緒に回りながら探しますか 」

『 うん、そうだね 』





Aさん、女の子、俺の順番で手を繋いで、回りながら探すお母さん。







女の子「 うわあ、、かわいい! 」

『 このキーホルダー? 』

女の子「 お姉ちゃんとお兄ちゃんみたい! 」

「『 え、? 」』





さっきみていたペンギンのキーホルダーを指して、女の子が言った。





『 じゃあ、これだね 』

女の子「 わたし? 」

『 うん! 』






一回り小さなペンギンがついたキーホルダーを手にとっていった。

Aさんはすっと会計に持っていった。








女の子「 お兄ちゃんは、お姉ちゃんの事好きなの? 」

「 うん、好きだよ 」







会計を待っている間、 女の子に聞かれた。

その目は純粋で、Aさんみたいな目をしていた。









『 はい、どうぞ! 』

女の子「 わあ!お姉ちゃんありがとう! 」

母親「 あっ!! 」








キーホルダーを渡すのとほぼ同時くらいに女の子のお母さんがやってきた。



お母さんは、何度も礼を言って女の子としっかり手を繋いで、去っていった。







『 可愛かったなあ、 』

「 Aさん、 」

『 んー? 』

「 これ、 」







Aさんが女の子と見ている間に買ったカップルのペンギンのキーホルダーを手渡した。








『 これ、 』

「 二人一緒なら、不思議がられませんよ 」

『 っ〜〜〜!!!!! 』









顔を赤く染めるAさん。


定期的にこういうのは必要だなと思った。




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





 
 
 
 
 
 






 

 






 
 
 



 

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つな(プロフ) - 30話に入るくらい前から涙が自然に出てきできて止まらなかったです。すごくいいお話ですね。 (2020年8月19日 2時) (レス) id: 96f1110185 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» ありがとうございます!頑張ります (2020年7月12日 1時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
- 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» そして、2つ目3つ目のコメントにつきましては、このままで行きたいのですが、夕様のお気に触れるようでしたら、変えさせていただきます。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夕さん» まず、1つ目のコメントに付きましてですが、このお話は2020年のお話になっていまして、半年後や1ヶ月後、などしっかり表記させていただいております。 (2020年7月12日 0時) (レス) id: 16e21b49f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:快百華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=imminentRuyna  
作成日時:2020年6月28日 16時

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