Part１５ メール ページ17
「…そんな褒められっと、さすがに照れる」
『………っ！』
ガンッと頭を鈍器で殴られたかのような衝撃。
あの三ツ谷くんが照れてる…
そう分かった瞬間、私のさっきまでの言葉が全て恥ずかしく思えてきた。
今考えたら、あんなの三ツ谷くんへの好意ダダ漏れじゃん！？何言っちゃってんの私！？
「…何でAさんまで赤くなってんだよ」
『あたっ！』
私も真っ赤になっているのを見て、頭にペシっとチョップされる。
「…ま、そこまで気に入ってもらえたんなら俺も嬉しいわ笑 また暇があったら作ってやるよ」
そう言って優しく笑った三ツ谷くん。
そして、携帯の画面には新しく登録された三ツ谷くんの連絡先が表示されていた。
…私今日、死んでも良いかもしれない。
.
.
.
『…なんてメールしよう』
夕食を食べた後、ベッドに寝転がりながら、自分の携帯に表示されている三ツ谷くんのメールアドレスと睨めっこをしている。
そもそも三ツ谷くんってメールとかするのかな？
どうしよう、ウザいと思われたら…
『……もういいや！送っちゃえ！』
［こんばんは！Aです。せっかくなのでメールしてみました！嫌じゃなければ時々メールしてもいいですか？］
『あぁぁぁ、送ってしまった…』
しばらく返信を待っていたが、中々返信がないので迷惑だったかな…と少し不安になる。
そして、送ってから１時間程して…
『……あ！』
三ツ谷くんからのメールが届いた。
［何でメールだと敬語？笑 いいよ。］
こんな短い返信だけど、自分の顔がニヤけるのが分かった。
ヤバい、これだけですごく嬉しい。
すぐに返信するための文字を打つ。
…あ、そうだ！
［ありがとう！じゃあこれからもメールする！今日は星が綺麗だったよ］
部屋の窓から撮った写真を添付して送る。
なんか…ちょっとベタかな？笑
そんなことを思いながら返信を待っていると、今度はすぐに返ってきた。
［了解。あと、写真じゃ見えねえよ笑 じゃあまた明日、おやすみ。］
送った写真を見てみると、真っ暗で何が写っているのか分からなかった。
や、やからした…
一人で恥ずかしくなってベッドに顔を埋める。
“また明日、おやすみ”
メールなのに、三ツ谷くんの声が聞こえる気がしてドキドキした。
メールってこんなに楽しいものだったっけ。
嬉しくて今日は中々眠れそうにないかも…
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＊Miyabi＊(プロフ) - まくすうぇるさん» クラスメイトたちはニヤニヤしながら微笑ましく２人を見ていたと思います（笑）分かります…私も混ざりたい…（ ; ; ） (2021年9月23日 17時) (
レス) id: c7e2460479 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 断言できる。絶対にこのクラスの人達、二人をニヤニヤしながら見てる。私もその中に入りたかった…！！！ (2021年9月23日 4時) (レス) @page50 id: db51d70f74 (このIDを非表示/違反報告)
＊Miyabi＊(プロフ) - きな粉餅さん» ありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しいです（ ; ; ）これからも頑張ります！！！ (2021年8月7日 15時) (レス) id: c7e2460479 (このIDを非表示/違反報告)
きな粉餅 - この作品ホントにだいすき！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月7日 8時) (レス) id: 3e5070df94 (このIDを非表示/違反報告)
＊Miyabi＊(プロフ) - あいなさん» 嬉しいコメントありがとうございます（泣）三ツ谷くん私も大好きです！！彼のイケメンな所を引き出せるよう今後も頑張ります(^^) 続編もお楽しみください！♪ (2021年6月27日 7時) (レス) id: c7e2460479 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊Miyabi＊ | 作成日時：2021年5月21日 23時
