検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,547 hit

モブVSヒロイン...2日目 ページ3

国見side







今日も朝から最悪だった。







「あっ、アキ君!

はいっ、ドリンク!」







そう言われて不味いドリンクを渡される。







...勿論飲まないよ?







飲んだら腹壊すから。







高確率で噎せるし。







あー...はやく教室行って咲野と話したい。







朝練を終えて、急いで教室に向かう。







「あっ、アキ君一緒に...」



「急いでるから無理」







城宮の言葉を即答で断り、早歩きで教室へ。







ガラッ







咲野は小説を読んでいた。








「咲野」







声を掛けると、ふにゃりと顔を緩めた。







...俺だけが知ってる顔。







『国見おはよう』






あ、猫かぶりモードだ







「今は良くない?」







そう言うと、ぐでーっと机に突っ伏した。







『国見ぃ、眠い......』







「俺も」







突っ伏していた咲野が、急に起き上がった。







「!?

...何、どうしたの」







『塩キャラメル!』







好物の名前を叫んだかと思うと、ごそごそと鞄を漁りはじめた。







すると、はいっと塩キャラメルを差し出した。







「...ああ、今週のか」







頷く咲野から塩キャラメルを貰う。







「ありがと」







軽く頭を撫でると、猫のように目を細めた。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←モブVSヒロイン...1日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:抹茶シュー愛し隊 | 作成日時:2016年12月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。