弐拾壱時間目「助けて晴明君！動物妖怪誘拐事件!!（前編） 其の参」 ページ39
夢主side
チッ、クソ鴉の野郎んッな檻に入れやがって...
秦中「狸塚...狸塚!!」
狸塚「はっ!!!あっ、秦中先生済いません聞いてませんでした」
秦中「之が授業中に見えるのか」
秋雨「何か知らんが、動物妖怪が皆檻に入れられてんだ」
狸塚「えっ何で？」
『さぁ、彼方さんの考えなんざ知りたくもありまへんわ』
狸塚「若かして又注射...!?」
秦中「馬鹿な!!ワクチンは打ったのに」
狸塚「狂犬病の注射かな」
秋雨「犬じゃねーし」
『抑薬品の匂いはしまへんからちゃうと思いますよ』
「大丈夫、Aちゃんの言う通り注射はしないよ」
.......来やがったなクソ鴉
狸塚「誰？」
秦中「でも医者じゃ無さそうだな」
秋雨「善かった〜。で、誰？」
「そうかそうかそんなに僕らが気に成っちゃうか!!」
秋雨「わっテンション高」
秦中「そんな食い気味に来られても」
『ウザ。つか興味ねーよそこ迄は』
「よーし特別に教えよう」
『話聞け』
ホンマ��昔から�畤佑力段垢�へんなコイツ。性格には俺のやけど
「僕達は烏天狗団。あ、僕が隊長ね」
聞いてねえよ
隊長「滅茶苦茶悪い悪党集団だよ」
狸塚「...団名ダッセ」
秋雨「隊長副隊長の下が書記って可笑しいだろ」
『さっさと解散しちまえ』
隊長「思ったより酷評〜其れでAちゃんは中指立てようとしないでよ〜」
くっそ
隊長「僕が3日間寝ないで考えたのに」
副隊長「だから言ったじゃん安直すぎるって」
隊長「副隊長も最後は一周回って有りかもって云ったじゃん。じゃあねぇ、鴉天狗って英語で何て云うの？」
秦中「英語にすれば格好良いと思うなよ」
『其の考えからしてダセェんじゃはよ気づけや』
書記「お喋りはそこ迄にして下さい、追っ手が来ました」
秋雨「晴明!!」
狸塚「佐野君!!」
秦中「神酒!!」
『国木田はん!!』
隊長「ええ!?未だ一1匹も毛刈りして無いのに〜」
書記「隊長達が呑気に団名考えてるからでしょ、はっ倒しますよ」
隊長「しょうが無い、書記〜
書記「チッ、仕方無いですね」
狸塚「......晴明君達に何かしたら許さないよ」
隊長「...ハハハ、許さなくて善いよ。僕達は悪党なんだから」
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作者名：雪唄緋彩 | 作成日時：2022年12月2日 4時
