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拾陸時間目「妖怪学校体育祭!!〜決着!障害物リレー〜 其の弐」 ページ25

夢主side

晴明「ねえ!!お願いがあるんだ」


安倍先生...何を提案する心算や...?


✿数分後...

マンドラゴラ『さあ、次は愈々(いよいよ)弐年生の最終種目、障害物リレーです。第壱走者の動物妖怪達が入場してきました』


へぇ〜...肆組の代表選手ってねず先なんや。確かに教師が出たあかん云うルール無いしな


中原「お前ん処の女医に頼めよ」

『えっやだやだやだやだやだやだ!!与謝野女医(せんせい)の治療とか絶対やだ!!!』

中原「厭がり過ぎだろ」

河童「位置に着いて〜、よーい、どん」

マンドラゴラ『最初の障害物は丸太平均台だ!!!動物妖怪達には簡単なのではないのだろうか!!』


あっアレ俺らが捻挫した原因の丸太や。でもあれ多分木天蓼(またたび)で出来とると思うんよなぁ...


マンドラゴラ『嗚呼!!!参組の猫が転がりだしたぞ!!如何やらあの丸太は木天蓼で出来ている様だ!!』

入道「何やってんだ猫野郎(タマ)!!!」

佐野「あっアレ俺らが倒された丸太だ」

『ですね』

秋雨「にゃんと!!貴様が佐野と福沢ちゃんに怪我を負わせたのか!!!」


てか今更やけど俺何で此処で女子扱いされとるんやろ...否まぁ女子やけどさ。学ラン着とんのによく女子って分かるな


秋雨「仇は撮ったぜ、佐野...福沢ちゃん...」

『否死んどりませんよ?』

マンドラゴラ『さあ参組は遅れを取り戻せ!!次は玩具地獄だ!!』


ん?何か肆組のコースに鼠ポイポイあらへん?肆組って確かねず先やったよな...?殺す気でウケる


マンドラゴラ『な、なんと参組目を閉じて猫じゃらし畑を突き進んだー!!!』

秋雨「煩悩滅せよ!!!」

マンドラゴラ『抜いたあああ〜!!根性で猫の弱点を克服したー!!!』


マジか〜...マジか〜...参組、結構おもろそうなクラスやな...


マンドラゴラ『然して(そして)今、第弐走者の無機物妖怪に襷を回した!!!』


あっ、やっぱりねず先鼠ポイポイに掛かっとる


マンドラゴラ『其れにしても空を飛べる妖怪に障害物は意味を成さない、そんな小狡い奴らには』

柳田「ほぎゃっ!?」

マンドラゴラ『河童達による突風攻撃だ、之では前に進め無ーーーい!!!』ブォォ〜〜〜〜

柳田「然う然う(そうそう)、こう云う時の為にアレ(・・)をだね...」

マンドラゴラ『おっと、参組何か策が有るのか!!!然して一体何処をゴソゴソしているのか!!!』

何か厭な予感しかせんのやけど...

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作者名:雪唄緋彩 | 作成日時:2022年12月2日 4時

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