拾伍時間目「妖怪学校体育祭!!〜騎馬戦〜 其の肆」 ページ23
夢主side
ピーーーーッ
マンドラゴラ『終了〜〜〜!!只今より鉢巻の集計を行います』
お、佐野はんと晴明疑惑の有る安倍先生や
『御二人共、何見とるんですか?』
晴明「あっ福沢さん!騎馬戦の結果見てたんだけど...結果は生き残った騎馬の鉢巻×10点...」
『借り物リレー合わせりゃ総合3位ッスね』
晴明「座敷さん達のお陰で3位に踏みとどまれたけど...」
佐野「最後の障害物リレー次第で学年優勝も最下位も十分に有り得るな」
騎馬戦ホンマ俺役に立たんかったなぁ...之で武装探偵社の戦闘員とか全米が鼻で笑うわ
晴明「だ...大丈夫!!!佐野君が選手で居るんだし、控えに福沢さんも居るんだから、最下位は無いよ!!!」
秦中「安倍先生、さっき頼んだ道具体育倉庫から取って来てくれました?」
晴明「アイヤーッ忘れてました!!」
秦中「楽しむのは結構だが仕事は忘れない。序に佐野とAも手伝ってやれ」
『何で!?』
✿体育倉庫...
何で俺迄手伝わされとんのよ...
晴明「つ...付き合わせてごめんね、佐野君福沢さん」
佐野「善いから道具取ってさっさと降りて来い」
『別に巻き込まれるんはクソ鯖のせいで慣れとるんで大丈夫ですよ』
晴明「降りた処でぶったりし無い?」
佐野「ぶつから降りて来いって言ってんの」
『そこはぶたへん流れでしょうよ』
晴明「ヒィ〜ッ堪忍〜」
『でもまぁ早めに降りて来て下さいよ。俺此後クソ鯖〆に行かなあきまへんのやから』←
佐野「俺ももう直ぐ最後の競技に出る準備とか有るんだから...」
晴明「其のクソ鯖?って人は御愁傷様だけど...そっか、もう最後の競技か〜。佐野君大トリのアンカーだし頑張ってね」
佐野「最下位に成ってブレザー姿に成っても泣き付くなよ」
晴明「大丈夫だよ!!佐野君も居るんだし」
....やっぱ、此の人晴明なんちゃうか.......?彼奴が俺に言うてくれた事と粗同じ様な事言いよるし...
佐野「随分信頼されてる事で。騎馬戦でてんで役に立た無かったのに...」
晴明「そりゃそうだよ、僕が君を信じない訳無いじゃん」
佐野「そうかだったら此の壺を50万で買えよ、幸せになるよ」
晴明「どさくさに紛れて謎の壺を売り付けようとしないでよ!!!」
『何処の詐欺師ですか』
晴明「もう〜、とんだ悪徳商法だよ〜。で、何時迄に振り込めば善いの?50万...」
佐野「お前...マジで詐欺に気を付けろよ」
此の人既に2回ぐらい詐欺に引っかかってそう
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作者名:雪唄緋彩 | 作成日時:2022年12月2日 4時