異能少女は百鬼学園に行くようです

拾伍時間目「妖怪学校体育祭!!〜騎馬戦〜　其の参」 ページ22

夢主side

「しまった!!」


っし、これで2個目や!!


富士「お前、こう言うの慣れてんの？」

『あー、まぁ。そんな処ッスね』

富士「そういやよ、お前らの種族って何？」

『俺は白狼天狗で中也と国木田はんは人間ですよ。訳有って人間も来たんです』

富士「ふーん」


自分から聞いた癖に興味無さげやな...おっ、向こうの方援軍来たみたいやね


ﾏﾝﾄﾞﾗｺﾞﾗ『他の騎馬の二人はしがみついてるだけだか華麗な泳ぎで鉢巻を取っているぞ、っていうかあの人魚あんな風に移動してたのか!!』


このマンドラゴラ実況上手いな


ﾏﾝﾄﾞﾗｺﾞﾗ『然し地面を歩く妖怪許じゃない!!空中の妖怪達が一斉に襲い掛かって来たぞ!!!然し見事なクイックターンで敵を避けていく!!凄いぞ人魚の...ねえあの人魚なんて名前？』

ねずみ『さあ...』

前田「俺前田でっす!!!」


前田はん名前忘れられとるんウケる.......って何か泥田はん吐きそうになっとらん!!?之はよ加勢に行かな...!!


歌川「そうはさせませんよ...」

『まさせるわきゃ無いッスよねぇ!!!』

ﾏﾝﾄﾞﾗｺﾞﾗ『が...餓者髑髏(がしゃどくろ)と白狼天狗だ!!!参組の援軍か!?』

前田「歌川さん!!!」

歌川「皆、大丈夫!?」

『加勢に来やしたよ』

藤平「此の儘俺らが援護する!!」

前田「助かる!!俺らでエース達の分も取り返そうぜ」

『ですね』

前田「じゃあ、泥田はさっきみたいに泥沼で＿＿＿...」


よっしゃ、之ならワンチャンエースの分も取り返せるかもな!!!


泥田「前田...先に謝っとくわ...マジで御免。ｵｺﾞｪ゛ｴ゛ｴ゛ｴ゛ｴ゛ｴ゛」

ギャア゛ァ゛アァ゛!!!


あーもう滅茶苦茶だよ


ﾏﾝﾄﾞﾗｺﾞﾗ『ああ〜〜〜ッ!!!何と言う事か!!!参組3チームが双方散々になってしまった!!!』


待って...待って...最悪、最悪...


狸塚「袋使って...」

泥田「オェェェエェ」

前田「前田...大丈夫か...？」

小田原「エグい...」

ﾏﾝﾄﾞﾗｺﾞﾗ『之は落馬扱いで失格だ〜〜〜!!!』

『も、桃山はん、此手拭い使こて下さい...』

桃山「あ...有難う。洗濯して、返すね...」

『否、俺なんかから貰ろた手拭い何て捨てといて下さいな』


さて、そろぼちあの人らが出る頃やな...


「晴明!!!」

座敷「ほらよ、大量だぞ!!!」


然し安倍先生、妖怪を使役して上手く妖術を生かしとる。あの人、晴明(せいめい)の生まれ変わりちゃうんか...？見掛け雰囲気は変わっとーけど...

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