弐拾陸時間目「修学旅行昔話 其の壱」 ページ11
国木田side
暑さが厳しくなってきた7月の連休
我々は...
晴明「わーーーっ流石京都、観光に来たセーラー服がいっぱいだ!!」
秦中「何の下見に来てんだお前は」
国木田「修学旅行の下見を忘れないで下さい」
修学旅行の下見に京都迄来ている
...俺は誰に話しているんだ?
✿休憩処...
国木田「と云うか、何故マンドラゴラを連れて来て居るんですか。俺以外の人間に見られでもしたら如何する
晴明「大丈夫です、僕のマンドラゴラは縫い包みに擬態出来るんで!!」
マシュマロ「抜かり無し」
秦中「甘い!!人形の振りなら之くらいやって見せろってんだ!!」
ね...
ねずみ先生の頭に
其れに縫い目迄...
妖怪でも出来ないだろ之は
晴明「ね...ねずみ先生頭に
マシュマロ「然も縫い目迄書いてある!!...負けた!!」
秦中「新参者め!!こちとらお前より3年長く教師やってる
晴明「くぅ〜〜〜、了解っス
安倍先生は何時でも元気だな...
そう云えば、9年程前に
凜太郎「ハハ...」
秦中「...?何だよ神酒」
凜太郎「いやあ安倍先生と国木田先生見とると昔修学旅行で出逢った迷子君と真面目君思い出すわ」
秦中「あー...なんか居たなそんなの。真面目の方に最初
......何か身に覚えが有る気が
✿9年前...(国木田さんの過去改編有り)
緋彩side
「如何、飯綱君緋彩ちゃん。誰か学校の奴来たはる?」
秦中「否、誰も追っかけて来てない。上手く抜け出せたな」
緋彩「少なくともあと20分くらいは俺等が消えた事に気付かんと思うで」
凜太郎「よっしゃ、ほんなら遊びに行きましょか」
緋彩「思いん外上手行ったな、
神酒が考えた作戦やから不安やったけど意外と成功したな
寺見学とかやってられへんわ
秦中「後で他の教師にバレた時の言い訳考えとかねーとな」
凜太郎「適当に「ねずみ先生に京都の景色を空から見て欲しかった」とか云うとこ」
秦中「っつーか団体で寺見学とかやってらんねーよ。俺等妖怪だぞ?何かこう...滅されそうじゃん」
緋彩「ホン之」
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作者名:雪唄緋彩 | 作成日時:2022年12月24日 19時