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バナナ17 ページ26

こ「こんな僕が彼氏でいいの?」

この言葉を聞いた時びっくりした。

『なんで?』

こ「Aの事守れないし,他の皆のほうが魅力的だし,僕の良いところなんて…

『ころん。』

段々涙声になっていくころんの言葉を遮った。

顔を上げたころんの頬には涙がこぼれていた。

私はそっところんの頬にキスをした。

こ「!?!?」ころんの頬は真っ赤になっていて涙も引っ込んでいた。

『そこが良いんだよ。』

こ「…え?」ころんの声はまだ涙声だった。

『涙もろくて怖がりで。でも守ってくれて。バナナにしか目がないころんが_』

段々と私の声も涙声になっていることが自分でも分かった。

ころんからは涙がこぼれていて病室のシーツを濡らしている。

『大好きなんだよ…だから…だからそんな事言わないでよ…』

こ「うん…うん…ありがとう…」

そう言って私達は涙をこぼしながら笑いあった。

こ「僕ってこんなに愛されてたんだ…」

『…うん』

こ「こんなに優しくてかっこいい彼女に会えた僕は幸せ者だね」

ころんは泣き笑いの顔でそういった。嬉しかった。「彼女」って言われたことが。

『泣かせないでよ…ばか』

私は安心して眠くなってきた。うとうととしているところんが

こ「…おやすみ。A。大好きだよ。ありがとう。」

そう言ってくれた。私は一つのキラキラと輝く涙を零した。

私は安心したのかそこまでしか記憶がない。その後は眠りについた。

ころんがそういった直後私の額にキスをしてくれていたことは私自身知らなかった。

そして…私が起きると珍しく皆起きていた。

「「「「「「おはよう!A/Aちゃん!」」」」」」

私はヘラっと笑って『おはよう』と返した。

な「体調は平気?」

ジ「無理せんといてな」

『うん。ありがとう。大丈夫だよ。』

さ「…昨日何かあった?目の辺り腫れてるけど…」

莉「??ホントだ…!」

『ま,まぁ…色々とあって…』私は目を泳がせた。

る「まぁ今日はお家でゆっくり過ごしましょうね」

『ゲームしたい…!』私はキラキラと目を輝かせた。

こ「A。」私は大好きなその声のする方へ振り返る。

こ「退院おめでとう。」そう笑顔で言ってくれた。目の端には涙がキラリと光っていた。

『ありがとう。ころん。』私も笑顔で返した。

その後すぐに退院に向けての作業や説明をされた。

そして午後2時。

「「「「「「退院おめでと-!」」」」」」

『皆ありがとうっ!』

もう病院の方は振り返らなかった。

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千咲(プロフ) - 羽花さん» そう思ってもらえて嬉しい✨www (2022年1月16日 18時) (レス) id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 千咲さん» ありがと、、、っ!!頼れる年下だなぁ、、w (2022年1月16日 18時) (レス) id: 442d60dfd7 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - 羽花さん» うんうん、辛くなったら頼ってぇ!1才年下でもいいなら✨(ん?) (2022年1月13日 7時) (レス) id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)
羽花 - 千咲さん» ありがとう、、!!うん、心配してくれてありがとう、もう大丈夫だから、、、多分、w辛くなったら千咲ちゃん頼りにしようかな、(おい ありがとねっ (2022年1月12日 21時) (レス) id: 442d60dfd7 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - これからも小説楽しみにしてるよ!頑張ってほしい。でもね、辛くなったら言って欲しい。もう無理して欲しくないの、、笑 頑張って。でも無理しないで。ずっと応援するから! (2022年1月11日 7時) (レス) @page32 id: 9db6f0b059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羽花 | 作成日時:2021年8月10日 15時

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