Episode18 ページ21
相手の顔が見えた瞬間
Aは青ざめ刀を落とした
全身から力が抜け膝から崩れ落ちた
『イ、イーブル…』
イ｢久しぶりだなA、いや、姫様！｣ニヤッ
サ｢A！お前大丈夫かっ！｣
サボがAの肩を揺らしてもイーブルの方をじっと見つめるだけだった
イ｢しかし、姫様が革命軍に入っているとは驚いた｣
｢あの時死んだと思ってたよ｣
『…さい』
イ｢は？｣
『うるさい！お前のせいで…！』
言葉を詰まらせた
Aの手は震えていた
イ｢俺のせい？違うだろ！お前が弱いせいだよ｣
『ちがう…』
Aは震えていた
イーブルはAを気にせず続けた
イ｢お前のせいであの日多くの人が死んだ！｣
｢お前のせいで！家族が死んだんだ！｣
『もう、やめて…』
サ｢A…｣
声は掠れ体は震え動かなかった
イーブルはニヤニヤしていた
イ｢そうだ、折角再開したしお前に俺の新しい力を見せてやるよ｣
イーブルはAに近づいてきた
しかしそれをサボが許さなかった
鉄パイプを相手に向けた
イ｢なんだ？｣
サ｢これ以上Aに近づくな！｣
イ｢ほぉ｣
双方が睨み合う
イ｢悪いがお前に用はない｣
｢殺れ｣
イーブルがそう言うと
イーブルの仲間が攻撃を仕掛けてきた
キィン
サ｢なっ！｣
鉄パイプで攻撃を受け後ろに弾かれる
イ｢あぁ、気をつけろよ｣
｢うちのありとあらゆる剣には毒が塗ってあるからな｣
｢特に俺の剣は猛毒だ｣ニヤッ
イーブルはAに近づいていく
サ｢くそっ！A！逃げろ！｣
しかし、サボの声は聞こえずAは膝から崩れ落ちたままだった
(『みんな…』)
イ｢昔のこと思い出させてやるよ｣
サ｢Aっ！｣
イーブルはA頭に手をかざした
黒いモヤが出て頭の中に入るように消えた
その瞬間Aの目から光が無くなった
『やめて、やめて！』
『父さん！母さん！みんな！』
Aは叫んだ
その目には何かが見えているようだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、これからも楽しみにしてますね(*^-^*) (2020年4月14日 14時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - ぷぅさん» 本当だ！気づきませんでした！ありがとうございます！！m(__)m (2020年4月14日 7時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - エピソード41が２つあるんですけど正しくはエピソード42じゃないですか？(・_・?) (2020年4月14日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 星猫さん» 合作のお誘いありがとうございます！すいませんが私は1つの小説を書くので精一杯なので今回の合作は遠慮させていただきます。折角お誘い頂いたのにすいません。 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年4月1日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁 | 作成日時：2020年3月12日 23時
