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｢俺もお話したかってん。ほら、俺も倒された1人やし？｣
｢あぁ〜せやったせやった。詳しく聞こうかAちゃん｣
｢あ………いや、あれには深い訳が…｣
｢ほーん。どんな訳？理解出来るようにゆって｣
｢ええ…｣
理解出来るように、と言われても。
素直に薬で強くなりましたと言ってしまってもいいのだが、まだ彼らを信用していない立場でそれを明かすのは如何なものだろうか。
彼らは目の前のご飯に夢中になりながらも、私が口を開くのを待っている。
どうしよう、どんな言い訳をすれば得策なんだろうか。
｢実は私、腕の力がめちゃくちゃ強いんですよね…、｣
｢へー？そうなんや。腕見してもらっていい？｣
｢いやセクハラなんですが！？｣
｢腕だけやん。俺投げ飛ばす位筋肉あんねやろ？見してや｣
｢いや…！あの！ちょっと恥ずかしくて！｣
待て！流石にバレる！普段運動してなくて薬しか作ってなかったから死ぬほど筋肉無いのバレる！
待って私言い訳下手か？どうしようなんなら絶対嘘だってバレてる気がする・・・・・。
2人の顔が険しくなる。
流石にそれは嘘だろ、と言わんばかりに表情で訴えてくる彼らの視線が痛い。
｢………ほんとに、深い訳があるんで、聞かないでください｣
｢えぇ〜気になるんですけど？｣
｢何でそんな隠したがるん？俺ら倒したん、すごいと思うけどな。｣
どう言い訳しようかと悩んでいるところで、緑の彼の逆隣にまだ見た事のない男性が机の上にトレーを置いた。
瞳が見えないようにぼやけたぐるぐるメガネをかけており、表情が読めない。
｢一緒にいいですか？｣
｢チーノ。｣
チーノと呼ばれた男は、有無を言わさず席に座る。
次々と話を振られるので、何時まで経ってもうどんが進まない。食べさせてくれ
｢どーもぉ、俺チーノっていいます。よろしくお願いしますAさん｣
｢…お願いします｣
｢いやぁ〜！こんな弱そうな女の子が本当にゾムさんとシャオさん倒したんですかぁ？｣
｢それがほんまやねんな〜。こいつ腕ばりマッチョらしいんやけどどう思う？チーノ｣
｢えっっ？？？ほんまに言うてるんです？？？｣
あはははは！！！！と彼は馬鹿にしたように笑った。それが普通の反応ではあるが、少しは失礼だと思わないのか。てかちょっとはほんとだと思え
やっとうどんを食べる隙ができた、と思ってうどんを掬い口に運ぶ。
温かい麺とつゆが喉を通り、とても体が温かくなった。
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叶子(プロフ) - アキさん» そうおっしゃって頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！！頑張ります！！！ (2021年3月2日 19時) (
レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - この作品のknｼﾏさんが好きすぎて更新が本当に楽しみです！とっても面白いです、応援してしています！ (2021年3月1日 19時) (レス) id: 41a4293417 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 方舟さん» いえ私は全く何の関係も知識もないド素人でございます(^^ は！看護学生の方でしたか・・！実際学ばれている方からすれば不自然な点が多々あると思います； なるほど！それは是非お聞きしたいですね。近々お迎えにあがりますのでどうかその際はよろしくお願い致します。 (2021年2月24日 1時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 叶子さん» のんびり、気ままに更新まちまこ (2021年2月23日 21時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
方舟(プロフ) - 続編前から読ませてもらっています。わざわざ薬の成分や、効き方を調べるだなんて…もしや本職だったりします？元（ここ重要）看護学生なのですが、時代相応かはさておき、あるある話等提供はできますので、必要があればお声がけ下さい。 (2021年2月23日 19時) (レス) id: 894a36e101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年2月23日 16時
