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1人で廊下を歩いていると龍我が歩いて来ているのに気づいた。
「龍我、」
案の定素通りされた。
私は振り返って、叫んだ。
「はぶ龍我!無視すんな話聞け!」
龍我の足が止まり、振り返った。
龍我「何?」
やっと聞いてくれた。
軽く深呼吸して口を開く。
「いつも、7人一緒にいたよね。毎日楽しかくて…くだらない事で笑ったり、皆がいたから頑張れた事だって沢山あった。友達って良いなって、初めて思えた。みんながいたからありのままの自分が出せた…」
龍我「つまり、なんな訳?」
「気づかない内に、嫌な事をしちゃったのかなって…だから教えてほしい」
表情1つ変えない龍我が口を開く。
龍我「じゃ正直に教えてあげるよ。俺はAのこと友達だと思ったこと一度もないよ。他の4人だってそう。」
じゃ今までのは全部、ウソ…?
龍我「はぁ、もういい?」
背を向けて歩き出す。
「じゃあ…なんで泣きそうな顔してたの?」
ほんのちょっと…
0.01%でもいいから私達は友達だって思いたい
龍我「もう、俺や他の奴に話しかけないでくれない?迷惑だから」
そう言われ、1人寂しく取り残された。
あぁ、、ダメだ…涙出そう
涙が出ないように上を向いたのに
「…っ」
結局涙が出てしまった…
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ずんだもち(プロフ) - エレン様感想を書いてくださりありがとうございます!!私は、読者様の感想が聞けてとても嬉しいです。返信ありがとうございました! (8月20日 8時) (レス) id: 78a22f6582 (このIDを非表示/違反報告)
エレン(プロフ) - ぜひ続きを読みたいです!!本物の浮所君とは恋は出来ないからこそ妄想で恋したいと思ってるので毎回、楽しみに読ませてもらってます‼︎ (8月20日 1時) (レス) @page39 id: 4cab0746f5 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち(プロフ) - わぁ〜(T T)めぐ様ありがたいコメントありがとうございます!続き読みたいと言う方の声が聞けて嬉しいです!感想ありがとうございました! (8月19日 17時) (レス) id: 78a22f6582 (このIDを非表示/違反報告)
めぐ(プロフ) - いつもすごく楽しみに読んでます。真夏の青春を読むときが、一番の楽しみになってます。飛貴くんファンです。これからも、頑張ってください。 (8月19日 10時) (レス) @page39 id: f2495a7844 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだもち(プロフ) - 來夢華さんコメントありがとうございます!最新話まで読んでくださり嬉しいです。浮所くんがどんどん甘々になってくると思うので引き続きお楽しみください! (6月26日 19時) (レス) @page3 id: 78a22f6582 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ずんだもち | 作成日時:2023年6月16日 22時