真夏の青春

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キャンプ当日

各自私服で登校

那須はグループのリーダーだったので先に学校に行っていた。

バスの席順は自由らしい。

乗り込むと右側の窓際の席に1人で座っていた浮所がいた。

見ているのに気づいたのか浮所と目が合う。

抱きしめられた事を思い出してしまい私は目を晒してしまった。

左の窓際の席を見ると那須が心配そうに私達を交互に見ていた。

パチっと目が合い

手招きで

那須「A隣おいで」

「うん」


みんなが乗り込みバスは動き出した。

…

さっきまで不安な気持ちだったのに
何気ない会話から始まって、いつしか笑ってる

那須と話していると楽しい


…

宿舎に到着した。

まずはカレー作り

各自役割分担でやっている。

ふと、那須を見ると

目をつぶっているんじゃないかと思うぐらい細い目で玉ねぎを切っていた。

「那須それ指切るよ」

那須「大丈夫…これでもちゃんと見えてっから」

左手で私にグーポーズをしてくる。

那須「うぉーまじイテー」

玉ねぎ切るの得意って言ったのはなんだったのか…

顔を歪めながら、こっちを見てくるので

思わず爆笑してしまった。


なんとか切り終わった那須は結構な時間目をティッシュで押さえていた。

悶える那須がなんか面白かった。

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