色々詰め込んだ短編集！文スト

【リクエスト】夢主ちゃんがいつも迷惑かけまくってる文豪に『あまり頑張りすぎるなよ…？（イケヴォ』と言ってあすなろ抱きした話 ページ17

恋愛系で仕上げました。イメージと違ったら申し訳ありません


ポートマフィア編

迷惑かけまくってる人第一位

中原中也の場合

私と中也先輩は仲がいいだと思う。
いつも一緒だし、何度か食事に行ったりもした。それと、私は毎日1回は中也先輩を驚かすようにしている。
例えば…

『中也先輩！遊びましょ？』

中「は？」

私は振り返った中也先輩の顔に柔らかいゴムボールを投げつける。…いや、痛くないようにさ！
中「おわっ！手前っ！」

『HAHAHA！！』

…というようなことを毎日やっている。

ただ最近はやってる事が同じようなものばかりで中也先輩も飽きていることだろう。←

と、言うわけで！

路線を変えて一風変わった驚かし方をしようと思う。よし！そうと決まったら、中也先輩の執務室へGO！

(コンコン)

『失礼します』

えっと、先輩は…
おや、寝てる。これじゃ驚かせないじゃないか。

『むーーー！』

起きるまで待つか…

〜数分後〜

中也「うーーん！」

大きく伸びをする先輩！よし！チャンス！

私は音を立てず立ち上がった先輩に近づく。そして…

背伸びをして後ろから肩に腕を回した。所謂あすなろ抱きだ。

『あまり頑張りすぎるなよ(イケヴォ』

僅かにビクッと動く中也先輩の肩。

あれ？思った反応と違うな？もっとビビると思ったのに。

先輩が私の腕に手をが重ねる。

『えっ…と』

中也「…可愛いことすんじゃねえ」

…本当に思ってた反応と違う
ていうか、イケヴォは無視ですか

くるっと中也先輩の方を向かされる。

(ギュッ)

え…

中也「こっちの方がいいな」

今私、抱きしめられてる？

『ちょっと、待ってください！』

中也「何がだ？真逆嫌だったか？」

…嫌、じゃない。中也先輩が好きだけどどうやって接すればいいかわからなかったから、毎日構ってもらおうとしてた。
…今日のはすごく疲れた顔をしてたから元気だしてもらおうとしただけ。驚かせるという口実を作って

『！！…嫌、では無いですけど…私はただ驚かせようと…』

中也「知ってる。…手前が俺を驚かそうとして待ってたこともな。なにかするかと思っていたが何もしねえから起きた。」

『え…最初から分かってたんですか！なんでそんなこと！』

中也「手前が好きだからだよ。またなにか可愛いことをするのかと思って、待ってた。」

…それってどういう…

中也「…Aは？」

『うぅ…好きですよ…』

そっぽを向いた私を今度は嬉しそうな中也先輩が抱きしめた

続き(探偵社編)→←ポートマフィアで『シンデレラ』！4

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