色々詰め込んだ短編集！文スト

文豪たちで王様ゲーム！2 ページ25

『てなワケであとは首領の了承だけだね！』

正直これ(銀の託宣)の効力がまだ続いているかと言うと八割がたＮＯだがバレなければ問題ではない！


中也「…ってか首領どうした？」

『えっ？置いてきたけど？』

中也「はっ？てっ、ばっ、なっ、そっ、？」

(訳)はぁ？手前馬鹿か？なんでそんなことしたんだよ！

『日本語喋ってよ中也先輩』

こうして首領に連絡をとって、何故か首領も参戦することになってルールを説明した。(割愛)

『それじゃ、始めますよ！はい！くじを持ってー！』

「王様だーれだ！」


太宰「…私だね」

『初回から最悪だよ☆』

太宰「じゃあ…3番が6番に恥ずかしい台詞で愛の言葉を述べる！」


…私3番じゃねーか。うわ、最悪。何あの青鯖先輩。人が嫌がるような事ばっかり


賢治「僕、6番でs『私3番です！』」

なんと、探偵社の宮沢賢治くんではないか！

あの純粋なお目目で敵を張り倒すその姿。…良き！
実は私、密かな大ファンだ。
ポートマフィアにいてくれれば良かったのに…いや、あの純真さは正義である探偵社じゃないと…いや、純粋な心の少年がポートマフィアにいるってのも中々いい！あっ、鼻血出てきた。

森「どうしたんだい？まるで心の声が聞こえるようだけど」

探偵社から汚物を見るような目で見られた。待って、あの女医さんの蔑む目、心がえぐられる。


『なんでもないです。…やりましょう。』

初対面は大事だ。印象良くしていかねば。それにしてもこの部屋には可愛い子供が何人もいて眩しい。

賢治「お願いします！」


ぺこりと頭を下げる賢治くん。か、可愛い！


『…コホン。うん、準備はいい？』

思ってることはあくまで表面には出さない。

賢治「はい！」

それじゃあ….

『澄み切った美しい瞳だ…君は私の唯一の太陽…さ、私の花嫁になろう…ね？』



賢治「わあ！Aさん、凄いですね！でもどうして僕が花嫁なんですか？」


な、なんと…
…け、賢治くん、私の名前を、覚え…て…る？
もう周りのドン引きした目なんて気にならない。あ、元からか。

『賢治くん！』

賢治「なんですか？Aさん？」

『さっきは間違えて花嫁って言っちゃったからもう一回やってもいい？』

国木田「ダメに決まっておるだろう！」


探偵社のお母さんに止められた。

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