ツンデレ...？な彼女の日常

転入生の時間 ページ3

Aside

殺せんせー｢皆さん、仲良くしましょう
ヌルフフフ｣

変な笑いかた

殺せんせー｢Aさんの席は窓側の一番後ろですよ｣

後ろか

まぁ、いい席だよね

席につき少しすると休み時間になった

ゆき｢Aちゃん！私、園田ゆきよろしくね！！｣

かわいい顔をしたお団子頭の女の子が話しかけてきた

う、うるさい

元気よすぎ

ちょっと苦手かも……

ゆき｢私もね、昨日転校してきたんだ〜！｣

この子も転校生なんだ

あ、でも私は別に転校してきた訳じゃないし

ハァー思い出しちゃった

中村｢Aだよね｣

金髪の女の人が話しかけてきた

いきなり、呼び捨て！？

慣れなれしすぎる

｢Aですけど？｣

中村｢A組から来たって言ってたけどなんで
E組なんかに来たの？｣

｢別に言う必要ないと思う｣

空気がしーんと静まり返った

磯貝｢え、えっと……あ！クラス人達の名前わかる？えっと俺は磯貝悠馬って言うんだ｣

｢知ってる。全員知ってる｣

磯貝｢え！？｣

驚いた顔してる

なんで？

中村｢あんたさー、E組に落ちたのがそんなに嫌なわけ？A組なのに落ちのは自分のせいでしょ｣

私のせい……

｢ちがう！！私はなにもしてない｣

つい、叫んでしまった

気まずい雰囲気がクラスに流れる

ゆき｢まーまー、喧嘩しないの！ね、茅野｣

茅野｢え、う、うん！！中村さんも怒んないって｣

茅野さんが中村さんをなだめている

ゆき｢糖分が足りないからイライラしちゃうんだよー！ほら、口開けて｣

糖分が足りないのかな？

言われた通り口を開けると中に何か入れられた

｢！？｣

噛むと口の中に甘い味が広がる

チョコだ…しかも、最近開かれた店が人気すぎて開店直後にすぐなくなると言う……

美味しい……幸せ

｢美味しぃ〜！幸せ……｣

頬っぺたが落ちちゃいそう

だから、頬っぺたを押さえた

笑顔が溢れおちた

皆｢っ！｣

固まってる

茅野｢かわいいー！｣

勢いよく抱きついてきた

あ、あぶなっ

前原｢かわいすぎ……反則だろ、なぁ？｣

磯貝｢そうだね、甘いもの好きなのかな？｣

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