辰砂 2【男主】BTS

88話 ページ38

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JK side






朝から何言い合いしてんだか。
変に疲れちゃったし。






Aはと言うと時間だからと宿舎を出た。
俺達はミギュに送ってもらう為に6人で分かれて車に乗る


昨日、テヒョンくんの部屋にいた俺たちは朝の言い合いでご飯を食べるのが遅かったから必然的に2回目の車に。



そしてまだ目も殆ど空いていないテヒョイヒョンとご飯担当のジニヒョン

ジニヒョンは朝早くに起きてよお前達のせいでご飯温め直しだよ！とプンスカ怒ってるけど全然怖くない
多分本人もそんなに怒ってないからかな



他のメンバーは俺たちが起きてくるのが遅かったからとジニヒョンに叩き起こされて1回目の車に。








JM「ごめんねジニヒョン、僕達のせいで残ってもらって。」

YJ「すみませんジン先輩っ」

KT「ごめんなさい。」

JN「いいんだよ、あ、ジミナ運ぶの手伝って！」

TH「Aは…？」ｳﾄｳﾄ

JN「だから他の仕事だって言ったじゃん〜」

TH「えぇ…やだ。」

JK「次ミギュが迎えに来るのっていつですか？」

JN「1時間後、ゆっくり来てくれるんだって〜」







テーブルに卵にオーロラソースに砂糖、そして焼いた千切りの野菜たちがパンに挟まれて出てきた

ジニヒョンが俺達が起きてきてから作ってくれたからﾎｶﾎｶと湯気が立つ




んんっ、いい匂い…美味しそう








今頃Aは準備してんのかな？
女装って言っても体格隠すためにもタイトな服とか露出の多い服は着れないだろうし…どんな服着るんだろ
ヒール？とか履くのかな？

いや、無理だろ足挫け。ばか。




メイクもするのかな？
まあメイクしたら程々に化けそうだけど。
自分で？…それはないか。







JN「グガ？どうしたのﾎﾞｰｯとして
考え事？」

JK「…ぇ？俺ですか？」

JN「もうみんな殆ど食べ終わるけど。
グク普段そんなに食べるの遅くないし手、止まってるから…もしかしてあまり美味しくない？」

JK「いや！めちゃくちゃ美味しいです！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

JN「やあw喉詰まるぞw」

JM「口の横ケチャップついてるよw」拭

JK「ﾓｺﾞﾓｺﾞｯ」








嘘だろ、Aの事考えてたらいつの間にか時間が経ってて周りは殆ど食べ終わってる…！

何なんだよ最近！Aの事ばっか考えてね？！
いや、それはアイツの事でわからない事多いし、いつも気になる様な事言って去るからだ！


今だってジミニヒョンに口元拭いてもらって、嬉しいもん…







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