グループ名 ページ7
しばらくするとグループが出来上がったようだが様子がおかしい…
夏輝が皆にグループを見せようとしないのだ｡不思議に思っていると…
夏輝｢A｣
と呼ばれ,手招きされたので近くまで歩いていった｡そしてスマホを机の上に伏せて
夏輝｢この前の優奈たちの件…感謝してるなら願いの一つや二つ叶えてくれてもいいんじゃね？｣
A｢と､言いますと？｣
夏輝｢そのスマホのグループ名に願い書いたからその願いを検討してほしい｣
A｢ま、まぁ…検討ならちょっと見てみる…けど｣
私はその場の雰囲気…クラスメイト全員に見られている緊張から手が震えていたが
なんとかスマホを持ち上げグループ名を見た…そこには…
『ずっと前から好きだった､付き合ってほしい』
と、シンプルに書いてあった。私は驚きで固まってしまったが
夏輝｢ずっと前から…小学生の頃から好きでした！俺と付き合ってください！｣
と、夏輝の声で聞かされて本当なんだと実感した…その願い…告白に私は…
A｢私もっ！好き！これから…よろしく////｣
夏輝が嬉しそうに頭を上げると同時にクラスメイトからの歓声が3ｰ1を包み込む
しまった…完全にクラスメイトいたの忘れてた…そう思ったが嬉しさが勝ってしまい
私は夏輝に駆け寄り抱きついた
夏輝が強く抱きしめてきたので私も抱きしめ返してやった！
夏輝が小さい声で
夏輝｢死んでもらっちゃ困るんだよ…｣
と、言ったので私は
A｢大丈夫！危ない時は夏輝が守ってくれるでしょ？｣
と、幸せそうに笑って言った…｡
終わり
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作者名：莉奈 | 作成日時：2019年9月17日 10時
