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「エミさん、すっっごくうなされてましたよ。どうしたんですか？ 私に追われていたの？」
ぱちりと目を覚ますと目の前にAさん。
思わずびっくりして「うわぁっ」など間抜けな声を出した。
「もう、やだなぁ、私の顔見て。ねーえ、どうしたの？ あ！ 寝巻きぐっちょりじゃん！ お風呂一緒に入りましょ！」
あれはもしかして夢だったのか。
眼の前のAさんはにこにこと笑っている。よく見ると寝間着は汗でぐっしょりと湿っていた。
少し落ち着いて、服を整えて彼女に問う。
em「Aさん。」
「んー？ 何ですか？」
em「私が、貴方のことを愛してるとか、ずっと一緒にいようとか言ったら、驚きますか？」
彼女は目をぱちくりして、うーんと考えてから
「ううん、驚かないよ！ 嬉しい！」
満円の笑みでそう言った。
安心してほっと胸をなでおろすと
「でもさ、エミさんて言わないでしょ、そんなこと。」
まず疑っちゃうなぁ……など呟くので、現実で愛してる等と簡単に彼女に言えなくなってしまった。
。。。。。。
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作者名：ぐりんてぃ | 作成日時：2023年12月23日 8時
