学園の王子様じゃないの？ねぇ太宰くん？【学パロ】

誰でもいいから助けろオラ ページ9

『…やばい学校！！！』


太宰「へ？」


へ？じゃねぇよ！！！
君のカニカニ☆事件のせいで大いに時間取られたんだよふざけんな！



『太宰くんは何でそんな呑気なんですか…』



太宰「敬語やめてくれたまえ。」


無視かよ。


あー、もー、相手にしてる時間がねぇ！


『もう私行くからね！？』



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『ねぇ太宰くん。なんで一緒に登校してるのかな？』


太宰「一緒の家なんだから当たり前じゃあないか」


視線が痛いんだよやめろ。通学通勤中の女性の視線怖い。怖い。こわーい。



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『かおりんおはよ…』


あー、朝からげんなりだわ。誰かさんのせいで。



かおり「お、おはよ…。」


かおりん蒼白い顔…なんか、変だな。

『かおりん顔色悪くない？なんかあった？』


かおり「太宰くん、さ。彼女いた…」


『ふぇっ！？』


どっから声出たんだよおい(((


かおり「あのね…今朝、太宰くんと女の子が歩いてた。ちょうどAぐらいの背の女の子」


『え…』


それってwa☆ta☆si？


かおり「当然といえば当然だよね。太宰くん、人気者だもん」


『あ…う、うん…』


かおり「あーあ、まぁ仕方ないか。忘れるために今度スイーツ食べに行こうよ！」


『あっ、ハイ』


え、ちょ…。

でもまあ…あいつの性格最悪だし結果的にはかおりんを守れた______？

よし。そう言い聞かせるしかねぇ()






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『げっ…外雨じゃん…。』

傘持ってきてないしかおりん部活だし…。

走って帰るか。


女子数名「太宰くーん、今日カラオケ行かない？」


太宰「いいねー、よしこのまま行こっか」


女子数名「ほんと！？きゃー！！！」




あぁ、あの子達は知る由もないんだよな。太宰くんの本当の性格を。




私は雨水を浴びないよう鞄を頭に乗せ、走って家路に向かった。

雨の事故。…なんてあってたまるか！！！→←楽じゃない。知ってたけど。

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