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気のせい…、じゃない。絶対に。
スーパーまで着ければいいの。スーパーまで…っ。
その時、後ろからダッダッダッダッと、走るような音が聞こえた。
(嘘嘘嘘!?!?)
私は、逃げるように走った。
土地勘がない私はスーパーへの道を逸れるとそこはよく分からない場所。
それでも、必死で走った。
「…ねぇ。逃げないでよ。」
そんな声が聞こえた。
「遠山Aちゃん。」
…っ、なんで、私の名前をっ!!
走り着いた場所は行き止まりだった。
『来ないで…っ…!!!』
そう言ってもその男はニヤニヤしながら近づいてきた。
「いいねぇ。最高だよ。Aちゃんは今までの標的よりも最高だ。」
『…ひょ……標的?』
「あぁ。そうさ。最近人気じゃないか。ロングヘアーだけを狙った連続殺人事件その犯人さ。」
『やだっ…、やだやだっ来ないでっ…』
キラッと、光ったのはナイフだった。
「死ね。」
腹部に例えようがない猛烈な痛みが走った。
口の中が鉄の味だった。
『…かは…っ…』
咳込めば、出てきたのは血。
犯人は去っていった。
薄れゆく意識の中、私は安室さんへ連絡しようとした。
「もしもし、Aさん?」
『…たすけ……』
私はそこで意識が無くなった。
.
.
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降谷side
警察庁にて、部下たちへ連絡をしていた時だった。
プルルルッ
零「失礼。」
この携帯は、安室の方か。
彼女からだった。
透「もしもし、Aさん?」
そういえば、微かに彼女は言った。
『…たすけ……』
その直後バタンッという音が聞こえた。
体は、驚くほど早く動いた。
零「少し急用ができた。風見すまんが…」
風見「私たちは大丈夫です!早く行ってください!!」
エレベーターが来る時間さえ、待ち遠しい。
零「くそっ…」
階段を使って、1階まで駆け下りた。
すぐさま車に乗り込めば、着信音が聞こえた。
それは、コナンくんからだった。
コナン「安室さん!!!今、Aさんが米花中央病院に意識不明の重体で運び込まれたんだ!今から来れる!?」
零「あぁ。そのつもりさ!!」
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キャラメル(プロフ) - 17話、『Are you a handkerchief?』だと「あなたはハンカチですか?」という意味になっちゃいますよ笑「これはあなたのハンカチですか?」なら、『Is this your handkerchief?』だと思います。 (2020年5月26日 19時) (レス) id: b8ac5a9a04 (このIDを非表示/違反報告)
megusnana(プロフ) - 伊達さんは航ですよ (2020年5月23日 16時) (レス) id: e70fd21919 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - これってオチ誰になんるんですか? (2020年5月11日 13時) (レス) id: 203b0c7d28 (このIDを非表示/違反報告)
Young - 世良ちゃんは真純ですよー!! (2020年5月4日 3時) (レス) id: 1bf9a5d2d3 (このIDを非表示/違反報告)
絵理奈(プロフ) - 22話最後の怖 (2020年3月29日 19時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あいる | 作成日時:2020年3月22日 2時