結局特撮の夢が書きたい

RESTART (大道克己) ページ18

「これは俺からのプレゼントだ」

そういって彼から貰ったもの。中身は開けていない
彼がプレゼントをくれるなんて滅多にない


『ありがとう……！！』


この時はプレゼントをくれた事が嬉しくて喜んだけど
これが最初で最後のプレゼントになるなんて
この時の私は思ってもいなかった


『克己……っ！』


風都でのNEVERの狙いがバレた。
この街の仮面ライダーが克己を倒そうとする

克己は私の大切な人。倒されたくない
レイカちゃんも、京水さんも。みんなやられちゃった
寂しくなるのはもう嫌なの

ビルの屋上で克己とダブルが交戦する
嫌だ。いくらNEVERでもマキシマムを食らったら……！


『ダブル！お願いもう辞めて……！！！』

克己の前に飛び出してしまった


「なっ……！？Aさん！？」

「なぜ大道克己の前に立つんだ……？」

『お願い……克己を倒さないで……』


必死のお願いだった
マキシマムを食らったらNEVERでもチリになるって
レイカちゃんが消えちゃう時に言ってた

克己も消えて欲しくない……


「A、いい子だなァ…？ダブルを止めておけ！
俺が自らこの街にエクスビッカーの光を……！」

『……っ！』

「Aさん、頼む。退いてくれ
この街を救うためなんだ」

『いやだ……克己を倒さないで…！』

「ダメだよ翔太郎。彼女の意志は変えられない」


必死にダブルにしがみついたけど無駄だった
ダブルは克己に向かっていく
風都タワーの風車を切り落とした克己
ダブルは危機一髪だったけど、風都の風でパワーアップ



『いやだ……克己……っ！！』

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