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今日は早めに起きてしまった。


なんか、変にサンズ先生のこと
思い出しちゃって寝れなかったな。


なんて思いながら、バスを待つ。

…いや思い出す意味が分からないんだけど。
別にどうでもいい人なんだから。



気分転換に携帯をのぞいてみた。

ゆうきから2件のラインがきている。



『A〜今日ってサンズ先生の授業あるよね?』

『理科…だっけ。あったよ確か。』



ゆうきのライン、6時半に送られてる。
なぜそんな早起きができる?


数秒待つと、すぐにバイブが鳴った。

早すぎて、少し戸惑う。


内容を見ると忘れてしまったらしく、理科係の私を職員室まで連れていかせる、ということだ。

確かに理科係だけど、私が付いていってどうすればいいんだろうか。



『ゆうき、私サンズ先生苦手なんだけど。』




また数秒待つと返ってきた。


『大丈夫だって!!私に任せて!』



なんか色々とおかしい。


これ以上会話が変になる前にリアクションだけをして、
スマホを閉じた。



すると、変わった形をした犬を見つけた。

犬は苦手だから、少し距離をあける。


しばらく見ていると、何かが猛烈に早く走ってくる音が聞こえる。


背の高い、スケルトンだった。



「ニェ!ニンゲン!!」

「…?はぁ……」

「フリスク以外にもニンゲンはいたのか!」



フリスク…?誰か分からないけど、
もしかして、この人もモンスターなのかな。


なんか、どことなくだけど、少しサンズ先生に似てる気がする。
さすがにそれはないか。


「あー!兄ちゃんのとこの学校!!」

「しっ静かにしましょう!」

「すまない!兄ちゃんどーう?」

「あの…その兄ちゃんとは…、?」

「サンズのことだ!」



この綺麗なフラグ回収あるのか。
サンズ先生と違って、この人は陽キャな感じがすごい。
にぎやかな人だし。


しかも距離のつめ方が尋常じゃない。

兄弟でこんなに差ができてしまうのか。


「あー……なんていうか、…たらしですね。」

「からし?兄ちゃん辛くなったのか!?」

「なんでそうなるんですか!!!たらしです!たらし!」




「ほう…?誰がたらしだって?」

「っひ!!!!…さっサンズ先生……。」





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ひなどり。(プロフ) - きもPさん» わぁっ、ありがとうございます!!そのお言葉、読む度に噛み締めております!中学生になって投稿頻度も落ちてきていますが、できる限りベストは尽くそうと思います! (4月30日 20時) (レス) @page21 id: dfd167e6a3 (このIDを非表示/違反報告)
きもP(プロフ) - 完全好みです、最高です。取り敢えず崇めておきます。 (4月30日 10時) (レス) id: 1099d16ec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなどり。 | 作成日時:2023年10月6日 17時

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