検索窓
今日:18 hit、昨日:19 hit、合計:4,237 hit

21。 ページ21

「ではまた、会いましたら話しましょう」

「おう!いつでもな!!」



アンダインさん…。

なんとなく、パピルスさんと気が合いそうな気がする。
また会ったらそれとなく聞いてみようかな。



そう思いながら、5分ほど自転車を走らせていると、
路地裏で誰かが絡まれている。





あの後ろ姿、…サンズ先生!?



絡んでいるのは、高校生2人組。
いかにも、不良っぽい見た目をしている。


どうしよう…。助けに入った方がいいのかな。


自転車を停めて、とりあえず考えてみる。




「あっ、バガパンさんの店…!」



あの人ならサンズ先生と面識あるし、いけるかも。



「バガパンさん!」

「うお!?…、なっなんだ、Aか…。」

「サンズ先生が、路地裏で高校生2人組に絡まれてて!
…とっ、とにかく大変なんです!」

「落ち着けって!行くから!!」



「早く来てください!」と言い、条件反射で手を繋いでしまった。

だけど、そんなの気にしてる余裕もなく、ただひたすらに走っていた。



「ここです…。」

「おー、…派手に絡まれたらぁ」

「…どうします?」

「いや、ここはサンズさんがどのような行動を取るかだ」

「…え、…なんか骨出してますけど…。
それ見て高校生逃げていったんですけど。」

「サンズさんもしかして最強?」



サンズ先生が骨をしまうと、こちらを向いた。

もしかして、ずっと見てたのバレてた?


ゆっくりとこっちに近づいてくる。

それを見てバガパンさんはめちゃくちゃ焦っている。
「とりあえず死んだフリ!?」と言って、
包丁を自分に刺そうとしていた。



「いやそれフリじゃ済まないですよね!?」

「よぉ、…楽しそうだな」

「…あっはは、楽しそうに見えるんですね…」

「なっ、なんで絡まれてたんすか」

「heh…モンスターってだけで絡まれちまうのさ。
好んで喋りかけるのはお前さんくらいだぜ」

「まっ…まぁ、悪い人達ではないんで…」



そう言うと、2人とも少し照れていた。


それに釣られて私も赤くなってしまう。


「あっあの、私、そろそろ帰りますね」

「おう、気ぃつけてな。」




22。→←20。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:アンダーテール , サンズ , 教師   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひなどり。(プロフ) - きもPさん» わぁっ、ありがとうございます!!そのお言葉、読む度に噛み締めております!中学生になって投稿頻度も落ちてきていますが、できる限りベストは尽くそうと思います! (4月30日 20時) (レス) @page21 id: dfd167e6a3 (このIDを非表示/違反報告)
きもP(プロフ) - 完全好みです、最高です。取り敢えず崇めておきます。 (4月30日 10時) (レス) id: 1099d16ec8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひなどり。 | 作成日時:2023年10月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。