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「…あ?、……あのー、カトウさん?
もしかして惚れてたり…。」

「そっ、…!そんなわけないじゃないですか!」



「へいへい、すまん」と、口では謝っているけど、
すごくニヤニヤしていた。


私が先生を好き、?
絶対そんなことない。

私はそこら辺の陽キャ女子とは違うんだ。

静かに生きていたいから。先生に恋なんて、そんな無謀なことするわけない。


店員さんを見ると、今度は不思議そうな顔をして、
こんなことを尋ねてきた。



「…てか、俺が怖くねぇの?」

「……、このバーガーおいしいですね。」

「いや嬉しいけど、質問に答えろよ」

「…そりゃ…怖いですよ。
でも、…。悪い人じゃないですよね?」

「お…おう。当ったり前じゃねぇか」

「じゃあ好きです。」



パクッと最後の一口を食べて、「ごちそうさまでした」と
店員さんに言っておいた。


何か反応が返ってくるかと思ったけど、
返ってこなかった。

もう一度見上げてみると、
何か言いたげな顔をしている。



「……俺、バガパン。」

「……はい?」

「名前!」

「あぁ……、、。私、加藤 Aです」

「A…。気ぃつけて帰れよ」

「はい。」



バガパンさん…。


不思議な人だった。

バーガーおいしかったし、次はゆうきも一緒に連れて行ってみようかな。


スマホを取り出し、時間を確認する。

もうバスが来る時間だ。



「サンズ先生もいるのかな…。」

「オイラがどうかしたか?」

「うわぁ!!!」

「heh…何回見ても飽きないな」

「もっもう……ビビらせないでくださいよ」



バガパンさんと話していた会話を思い出す。


あんなこと話してたからか、まともに顔が見られない。




「そういやさっき、バガパンと話してたな。」

「え、…あぁ…はい」

「何話してたんだ?」

「えっと…。サンズ先生が私のことをよく話題に出すと、バガパンさんが言ってて…、ほんとですか?」

「…少し語弊があるな。いじってるんだよ」

「…いや、ほんとにやめてください」



少し、甘い答えを期待してしまった私が
すごく恥ずかしい。





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ひなどり。(プロフ) - きもPさん» わぁっ、ありがとうございます!!そのお言葉、読む度に噛み締めております!中学生になって投稿頻度も落ちてきていますが、できる限りベストは尽くそうと思います! (4月30日 20時) (レス) @page21 id: dfd167e6a3 (このIDを非表示/違反報告)
きもP(プロフ) - 完全好みです、最高です。取り敢えず崇めておきます。 (4月30日 10時) (レス) id: 1099d16ec8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなどり。 | 作成日時:2023年10月6日 17時

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