夢四つ ページ7
「あ、秋ちゃん?」
私は彼女に話かけた。
だけど彼女は返事をしなかった。そして、いきなり無言で包丁の振り上げた。
私はびっくりして、目をつぶった。
ザクッ 確かにそう聞こえた、だけど一向に痛みは来なかった。
私はなんで?と思い、恐る恐る目を開けてみた。
「え?」
見たら お兄ちゃんが秋に心臓を包丁で刺されていた。
「お、おに、お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」
拒絶。
頭の中でお兄ちゃんが倒れる時見た、走馬灯が染み着き、離れない。
そうこうしているうちに、
ザクッ
痛い 、痛い 、痛い、 いたい、いたい、イタイ、イタイ、
廊下のひんやりとした床には、大量の血、全部、梨花 から流れていた。人間ならもう、死んでいてもおかしくない位の量の血だった。
「アハハハハハハハハ!!死んだ!死んだ!後一人殺せば私はあっちへ行ける!!」
段々と、意識が無くなり、秋の笑い声ももう殆ど聞こえなくなっていた。
「(散々、な人生、、だった、お兄ちゃんが、、、庇ってくれ、、たのに、ごめ、、なさい。)」
最後にそう思い、梨花 は静かに、死んだ。
四月 十四日 A 梨花 死亡
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printemps(プランタン)(プロフ) - がんばってください! (2020年4月29日 11時) (レス) id: a86d5a1323 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - この作品、面白いです!更新頑張って下さい! (2017年6月7日 2時) (レス) id: 94dcfb9d5f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルー・スノウ | 作成日時:2016年12月29日 3時