お兄さん ページ6
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土方side
総悟「おい、てめぇら…これは俺と狐の勝負だ。余計な事すんじゃねぇ。邪魔だ」
と、言いつつも手は動かす総悟。
コイツ…
「す、すみません…」
ソロソロと後ろへ戻る隊員達。
『…沖田殿』
そんな総悟の思惑に気付かない狐はリモコンを置き、話し始める。
総悟「…なんでぃ」
『彼等は、沖田殿を思ってあの様な行動に出たのだ』
総悟「知ってやす」
カチャカチャとリモコンが鳴る。
『ならば、あそこまで言う必要な無かろう?彼等も思うところがあってあのような事をしたのだろう。なぁ?』
「えっ、あ…は、はい!!」
『まぁ、勝負に茶々を入れられるのは、俺も好きではない…だから、今後こういう…
ちゃちゃっらーちゃちゃちらちゃー
総悟「ゴール」
狐の声を遮り、画面からポップな音が鳴り響く。
『なっ…』
信じられないと、でも言いたげなその視線の先には必然的に12位となった狐のバイクが映されていた。
総悟「別に、俺が反則した訳でもねぇぜ?なぁ?」
「は、はははい!!」
『なっ…っ…そ、そっちがぁ?その気ならぁ??俺にもぉ?考えがぁ?あるって言うかぁ??』
土方「キャラ崩壊してんぞ」
『お、お兄さん。本気、出しちゃうから。もう世の中の体裁なんて気にしないから。見た目で言えば俺の方が若く見えるから。大人気無いのはそっちだから』
精神年齢もいいとこいってるお兄さん。
総悟「ふーん…やれるものならやってみろってんだ」
『お兄さん、オコだぞ』
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近藤side
結果から…いや、結果だけ言うことにしよう。
狐君の圧勝だった。
あの1レース、総悟にハメられた最下位以外全て単独首位。
酷いときなんて、12位の総悟と一周差の時もあった。
総悟「…っ、何者だ。てめぇ…」
『うーん??ただの引きこもりでぇーすぅ』
ただ、あっかんべーと総悟を煽る狐君はどう見ても総悟より歳上には見えなかった。
総悟「ッ…次でぃ、次」
別にゲームが出来たって何の役にもたちやしねぇ…
悔しそうに唇を噛みながら、立ち上がる総悟。
近藤「次は、竹刀での剣技一本勝負だ」
狐君いける?
『うむ...ゲームの中では幻の剣士と呼ばれておる』
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
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イッちゃんことイツキ - めちゃくちゃすっきゃねん。続き待っとるよ? (2019年8月14日 23時) (レス) id: a379afff4d (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - 月夜 黒輝さん» コメントありがとうございます。長らく更新を止めてしまい申し訳ないです。私自身もなんとか完結には持っていきたいと思っていますので、出来るだけ早く最終話をお届けできるよう頑張ります。ご意見ありがとうございました! (2018年11月23日 1時) (レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 黒輝(プロフ) - 続きは無いのですか!もうすぐで終わりそうなものなので完結までみたいです! (2018年11月21日 3時) (レス) id: 9616d08dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキークイーン(プロフ) - あこさん» コメントありがとうございます!更新頑張りますm(*_ _)m (2017年12月7日 23時) (レス) id: ed76086949 (このIDを非表示/違反報告)
あこ - 更新待ってます!!wkwk (2017年12月4日 19時) (レス) id: 776ad2af11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルキークイーン | 作者ホームページ:
作成日時:2016年9月4日 1時