【銀 魂】*引きこもりの狐*/男主/

ショタ道 ページ39

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狐side


土方「あ？万事屋で頼まれ事されてたぁ？」

すごい剣幕で見下ろしてくる土方殿。
…あの後、ショタ演技の指導を受けていれば昼休みなんて過ぎてしまい絶賛怒られ中である。

『あぁ…ショタこんの依頼人がデートしたいらしく…』

沖田「ついに、自らショタ道を…！めでてぇや！」

パチパチと拍手をする沖田殿。
ちなみに、沖田殿も隣で怒られている。

土方「お前もだ、総悟。何して、こんなに遅れたんだよ」

総悟「別に？マヨ…大事な任務でさ」

土方「マ、マヨネーズに何した！」

クソッ…！と、冷蔵庫へ走り出す土方殿を見送る。

『何をしたのだ？』

総悟「全部の中身辛子にしてやりやした｣

『ほ、程ほどにな…』

さてと、ならばしばらく帰って来ないかと、正座していた足を崩す。

総悟「すっかり土方さんの説教に慣れたって感じですねぇい」

『まぁ、多少はな。叱られないに越した事は無いが…』

総悟「そりゃそうだ…」

ゴロリと寝転ぶ沖田殿。

『見つかるとまた怒られるぞ』

総悟「大丈夫でさ。そんな2時間やそこらで帰ってこれる様な仕事はしてやせんから」

ドヤ顔で言い放つ沖田殿。

『その熱意を任務に向けろ。任務に』

苦笑いしながらも、沖田殿の横に寝転ぶ。

総悟「あれ？狐さんも寝ちまうんですかぃ？」

『沖田殿の仕事を信用しているのだ』

総悟「まぁ信用されてやらねぇこともねぇぜ」

『素直じゃないな…』

ぽかぽかと晴れた太陽の陽気と、心地の良いそよ風に吹かれ目を閉じる。

『…気持ちいいな…』

総悟「えぇ…今日はお眠り日和でさ」

『最も、沖田殿はいつもそうだろう…』

総悟「違いねぇ」

…明日、頑張れよ。

『あぁ…ありがと…えっ？』

思わず、ガバッと起き上がる

『い、今な、ななななんと？！』

総悟「だから、頑張れよって…」

『あ、めっちゃ寒気がする』

総悟「おいコラ。どういう意味だ、テメェ！」

『あ、明日槍とか降らないだろうな…』

総悟「別に、部下を応援するのは上司の役目だろーが」

それに、最近ショタを狙った性犯罪が増えてやしてね。

『沖田殿、フラグって知ってる？…まぁ、そこまでの真性のショタこんなら紛い物の俺なんて瞬で分かるであろう』

てか、俺は部下じゃないのだぞ？一応、副長補佐だったりして…

総悟「それが、狐を見た最後の時だった…」

『ちょっ、やめっ！なんか俺死んでる？！』




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ブラック企業→←神作

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